大人二次小説（BLGL・二次15禁）
- 文スト 織田作×太宰 R18 ＆他カプ
- 日時： 2019/12/12 08:43
- 名前： 黒兎
観覧ありがとうございます（-人-）ﾅﾑﾅﾑ…
文ストの沼にハマった黒兎です
今太中が熱い！！！太中太祭りです(*´Д`*)ﾊｧﾊｧ
誤字脱字多々あると思いますが生温い目で許していただければ幸いです
古い順↓
私と野良猫(織太R18)
珈琲とナポリタン(太敦)
鳥籠(太中前提の森太R18)
珈琲とナポリタン(おまけR18)
貴様の命日(祝太宰さん誕生日R18)
ボクをいっぱい褒めて(福乱Ｒ18)
罠(フォロワーさんへ捧げた太中Ｒ18)
水面月(中太Ｒ18)
腕(太中Ｒ18初Ωパロ)
酔っ払いに注意(ギャグテイスト中太)
傷だらけの鳥に甘い口付けを(森太→中太リク)
その扉を開く時(森中R18リク)
媚薬の蜜(森太R18リク)
君は私と一緒に死ねるかい?(中太Ｒ18リク)
ネコミミパニック!?(敦太Ｒ18リク)
アイデンティティの忘却(森太Ｒ18リク)
昨日より僕は貴方に恋をする(中敦Ｒ18リク)
おさわり厳禁?!ドキドキ夏の満員電車(織太Ｒ18リク)
寂しがりの罪人と孤独な神様(太乱R18リク)
『it』(観覧注意：中太R18リク)
死体が落ちた夜(観覧注意：太中R18)
俺はアンタの虜(中乱R18リク)
優しい嘘に包まれた美しき獣の死(観覧注意：モブ中R18)
紅に染る(微グロ太中R18)
祝観覧数２５００００回突破!!!( °Д° )
いっいつの間に…(汗)ただのやおい文なのにありがとうございます！！
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- Re: 文スト 織田作×太宰 R18 ＆他カプ ( No.636 )
- 日時： 2019/11/15 20:59
- 名前： 黒兎
貸自動車の車内へ乗り込んでからは、女史は俺に何も言わず、俺も彼女に話しかけるでもなく、ただ後ろへと流れる景色を二人して静かに眺めていた。
「着いたよ」
「…おっ、おぅここか」
女史が目的地に指定した探偵社の寮だと言う建物は、築40年と言われても納得できる出で立ちだった。
本来なら自室に戻りたいとこだが、首領からのお達しでそれも叶わず渋々、この寮に宿泊する事になった。
「暫く、太宰の部屋を使っていいってうちの社長が言ってたから好きに使いな。コレ合鍵」
「そうか、探偵社の旦那には、明日礼をしないとなァ」
「だったら、美味い日本酒でも手見上げにしてやんなきっと喜ぶよ」
「嗚呼、そうする。」
「それとコレ、妾の連絡先。もし体に異変あったらすぐ連絡先しな」
「…分かった」
折り畳まれた紙を内ポケットに仕舞いこむと、「それじゃ、呉々も無理するんじゃないよ！」と女史に釘を刺されながら太宰の住む部屋のノブを回した。
「………げっ、」
部屋を見るなり愕然とした。
部屋を埋めつくさんとする酒瓶のカラが所狭しと散乱している中、
唯一寝場所として確保されてる布団は、太宰の性格からして万年床と化している。
一言で言えば…、汚い。
潔癖ではないものの、これは無い。
「…チッ、……あの野郎………。」
- Re: 文スト 織田作×太宰 R18 ＆他カプ ( No.637 )
- 日時： 2019/11/23 19:40
- 名前： 黒兎
この汚い空間で暫く過ごすのかと思うと、無性に腹立たしくなった俺は、近所の薬局で掃除用具を買い込み小一時間程、黙々と清掃に勤しんだ。
ピカピカに掃除した後、一寸した達成感を噛み締めながら晩御飯を出前で済ませた。
最近の出前は店内で食うのと遜色ない料理を提供しているのに僅かながら感心する。
腹を満たした後、狭い浴室で軽く汗を湯で流した。
濡れた髪や体を拭いている最中、俺は替えの服がないことにふと気づいた。
それもそのはず、戦闘で三日前の服は布切れ同然。今まで着ていたのは、探偵社が用意した服で俺のではなかった。
部下に持ってこさせる事も考えたが…、明日でいいかと、仕方なく太宰の服を羽織って万年床に倒れ込んだ。
大したことはしていないのに…、やけに疲れた。
状況が状況なだけに心労と肉体疲労が蓄積しているのだろうか？
布団に倒れ込んでからは指先を動かすのも気だるい。
そのくせ、久々に布団で眠れるというのに意識だけがやけに研ぎ澄まされたままだ。
- Re: 文スト 織田作×太宰 R18 ＆他カプ ( No.638 )
- 日時： 2019/12/12 08:40
- 名前： 黒兎
ドクンドクンと心音が響く。
リーンリーン…、コロ…、コロロ…、キリリィ…。
虫の合唱が薄暗い部屋に秋の風情を思わせたが、建付けが悪いのだろう。隙間風が冷たく迫ってきて、俺は布団を頭から被って寒さから身を守った。
「……っ…」
『中也…』
(嗚呼…、失敗した…)
身を縮め瞼を閉じたら服の襟から石鹸に混じって、奴の香水の匂いがした。
服だけじゃない。布団もこの部屋の空気すら太宰の"一部"で溢れている。
太宰が入院してるのに…、俺が原因なのに……、どうしようもなく体の芯が熱い。
「…っ…、太宰…」
きりりと奥歯を噛み締めて無理矢理にでも、やり過ごそうとしたが、熱は一向に収まらない。━━それどころか、一度意識してしまったせいか、待てども待てども一向に眠気が訪れる気配もない。
……確かにここ最近、書類業務やら任務で、処理がおざなりだった事は認めるが、よりにもよって…、こんな時にならなくてもいいだろ？と自分自身に戸惑い呆れる。寧ろ、こんな時だからなるのか？━━って、こんな事考えたとこで、生理現象だ！いくら考えても埒が明かない。
- Re: 文スト 織田作×太宰 R18 ＆他カプ ( No.639 )
- 日時： 2019/12/12 08:43
- 名前： 黒兎
そう思った俺は、仕方なしに、鼻紙の入った箱を近くに手繰り寄せ久々にソコを直接触った。
上下に扱けば、にちにちと徐々に湿り気を帯び始めたが、……何かがおかしい。
具体的に何がおかしいのか分からないが、何か物足りないような寸前で塞き止められているようで、まるでイける気がしない。
久々過ぎてやり方を忘れたか？いや…、そんなはずは無い。━━なら、この違和感はなんだ？
ぐるりぐるりと考えを巡らすと二つの疑問にたどり着いた。
俺が"自分で自慰"をしたのは何時が最後だったか？
そして、いつも"何で処理"していたか？だ。
その答えは俺が思っているよりも悲惨なモノだった。
それもそのはず。よくよく振り返って考えると"覚えていない"のだ。記憶にないほど、自分でしていないが定期的に射精していたはず…。
一体、何故？どうやって？
真相に近づけば近づくほど、嫌な予感というものは付きまとう。気付いた時には、思い出さなければ良かったと後悔するものだ。
俺の場合、思い出した途端顔から火が出そうになった。
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