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Re: 【ただの独り言雑談】×【西方見聞録と国内編】の伝記 ( No.159 )
日時: 2023/09/29 19:06
名前: メテオール (ID: YOiERuKP)

【西方見聞録:C】
Y:ファッションブランドの話《発案》
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はじめに:
主に国内で起きている為【国内編・雑談】が妥当ではないかと、迷っているところではあります。
《発案》として動いているものがありますね。
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(*^∀^*)ノ《闇の組織は存在するのか?》>>149から。

引き続き:
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《日本人にとって理解し難いこだわり?:【その1】》
大変に役立つ【参考:】サイトがありましたので、挙げておきます。

『Quora(クオーラ)』サイトより。
『何故、日本語には男性名詞、女性名詞がないのですか?』
https://jp.quora.com/naze-nihongo-ni-ha-dansei-meishi-josei-meishi-ga-nai-no-desu-ka
この中から、特に興味深い内容を引用させて頂きました。
秀逸と思われる質問の回答を1つ。
尚、他にもこういった内容で興味のある方は、検索してください。

以下、引用します:
その段階に至っていないから。
日本語には動的名詞と静的名詞がある。
その区別と、「ある」と「いる」の使い分けが照応している。

人がいる … 動物は動的名詞
蟻がいる … 〃
木がある … 植物は基本的に静的名詞
石がある … 無生物は静的名詞
細菌がいる … 植物なんだが、動的名詞。例外として覚えなければならない。
ウィルスが{いる/ある} … まだはっきり決まっていない

インド・ヨーロッパ祖語にも動的名詞と静的名詞の区別があり、動的名詞の多くが男性名詞に、静的名詞の多くが女性名詞になって行った。中性名詞になったものもある。

自然物では、勢いを感じるものが男性名詞に、そうでないものは中性名詞か女性名詞になる傾向がある。
これは文化ごとに違う。

・(fr) soleil ... 男性。フランスの太陽はギラギラと照り付ける感じがする。
・(de) Sohne ... 女性。ドイツは寒いので、太陽は人々を易しく温める感じがする。
//
・(fr) lune ... 女性。フランスの月は優しく女性的な感じがする。
・(de) Mond ... 男性。ドイツは寒く、凍てつく夜の空に輝く月に残忍な感じがすることがある。
//
・(fr) foret ... 女性。フランスの森は基本的に女性的。
・(fr) bois … 男性。これはゲルマニック諸語に由来するもので、通常は複数形で使い、野生動物が棲む森のような動的なイメージを伴う。
・(de) Wald ... 男性。ドイツの森は「黒い森」とも呼ばれる、うっそうと茂る森だ。
//
・(fr) fleur ... 女性。フランスの花は女性的。
・(de) Blume ... 女性。ドイツの花も女性的。
・(it) fiore ... 男性。イタリアは暖かく、花に勢いを感じる。

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《日本人にとって理解し難いこだわり?:【その2】》
以上を踏まえまして。
はい、次の話。

単語の『月』は、イタリアでは女性名詞であるのに対してオーストリア語は男性名詞である為、イタリア人が憤慨していたことがあった。

上記の話で『月』は、オーストリア語(ドイツ語とも言うようだがな)とフランス語の比較となっており、人が感じた際の気候や環境による適応能力から判断されたものとなっている。
勿論、イタリアにも当て嵌まることであり、その気候や環境に応じたイタリア人が判断した結果を意味しているのではないだろうか?

そして『日本人にとって理解し難いこだわり』がそこにはあるようだ。
と見せかけて。
そんな折、ちょうど良く面白い話を見つけました。

夏目漱石の話。
『【海外の反応】BBCが何度も報道!!『翻訳不可能!!』日本独自の表現に世界中が驚愕!!度々話題となり開いた口が塞がらない!!』
https://www.youtube.com/watch?v=yzNfuP8sW7E
動画では『恋の予感』という4文字について、主に議論が交わされている。

英語にて適切な表現が存在しないらしい。
そして以下のような話も浮上するのであった。

参考:
『夏目漱石の名言や格言 有名な小説「こころ」はじめ日本の文豪から学ぶ言葉の数々をまとめました』
https://future-anxiolytic.com/natsumesouseki_meigen/

引用します:
《夏目漱石の名言その7 月が綺麗ですね》
『月が綺麗ですね。
「I love you.」
子どもの頃から成績優秀で特に英語が得意だった漱石は、大学卒業後に英語教師として職に就きます。
教え子が「I love you.」を「我、君を愛す。」と素直に訳したところ、漱石は「日本人が愛なんて言葉は使わない、『月が綺麗ですね。』と訳しなさい。」と訂正しました。
ロマンチックに聞こえる愛のフレーズですが、漱石にしてみればとても現実的な表現方法を選んだだけなのかもしれません。

外国語の学習は、単純な言葉の違いだけでなく文化の違いも理解しなければ習得できないということがよくわかります。
もしも「月が綺麗ですね。」と愛の告白を受けたら、気の利いた言葉で返答しなければいけません。
受け入れる場合は月が綺麗であることを肯定するような言葉を、お断りする場合は月より綺麗なものがあるといったそれとなく否定するような言葉を使いましょう。
また、愛の告白だと気づかずに「月が綺麗ですね。」に対して「そうですね。」と答えてしまうと、OKの意味に捉えられてしまうので気をつけましょう。』

以上:
総じて『日本人にとって理解し難いこだわり』と一概にも言えない話でありました。

参考:@
【国内編・雑談:D】
《ちょっと哲学的な話》篇はこちら( No.142 )>>142
色々と関係してるようなのでそのまま繋げます。

参考:A
目次:
【西方見聞録:A】《研究・開発》篇( No.110 )>>110
言語学の話にもなっておりますので繋げます。

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複雑になってきたので、見易くする為に目次を作成しました。
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目次:
【西方見聞録:@】《漫画・アニメ・発明品》篇はこちら( No.3 )>>3
【西方見聞録:A】《研究・開発》篇はこちら( No.110 )>>110
【西方見聞録:B】《ブランド》篇はこちら( No.113 )>>113←←←《関連項目はこちら》
【西方見聞録:C】《海外情報:@》篇はこちら( No.167 )>>167
【西方見聞録:D】《海外情報:A》篇はこちら( No.169 )>>169
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【色々と役に立つ情報:@】はこちら( No.117 )>>117                        
【色々と役に立つ情報:A】はこちら( No.122 )>>122
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