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Re: 【ただの独り言雑談】×【西方見聞録と国内編】の伝記 ( No.60 )
日時: 2023/10/02 16:16
名前: メテオール (ID: YOiERuKP)

【国内編・雑談:A】
E:漫画・アニメの話
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E‐A:文学を扱ったアニメを観る
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《『文豪とアルケミスト』というアニメを観る》
このアニメ作品、なかなか良いのですよ。

「日本文学とは何か?」
「どの作家(文豪)の何を読めば良いのか?」
文学に興味ある人にとって初心者向けの事典代わりとして、手助けしてくれる作品にもなっています。

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《文学と向き合うとはどういうことか?》
簡単に考察していこう。
アニメを観た感想。

声優の声帯が皆似通っていて、如何ともし難い欠点。
(猫の諭吉君だけは、個性的で良いと思う。)
この件は、昨今に於いて最も顕著に見受けられる問題点かと思われる。
目を閉じて声を聞いたら、もう誰が誰だか分からない。
そんな作品が多数出て来ている。

優れている点は?
作中の台詞が、正にそこでしか語れないような、趣深さのあるやり取りが成されており、活況と息吹いている。
文豪、それ故であろう台詞は、文学の解釈付きと分かり易く、謂わんとしてることを凝縮していて、絶妙な構成力ともなっているのだ。

文学特有の悲愴的(悲観的)な展開もまた、文豪達が時としてユーモラスを以てして補っていく為、物語を進行していく際に観飽きることがない。
最後の『おまけ』場面にある日本食の話も同様に、心を和ませるようなおかしみとして、誠に愉快な作りになっている。

音楽・画力はどうか?
BGMも時代背景に合わせた、巧みに近代日本の理想的な雰囲気を醸し出している点を見逃してはならない。
画力の質も良い方ではないでしょうか?

総合評価:
名作の部類に値する完成度かと思われ、素晴らしいと言わしめるだけの内容は十二分に兼ね備えている。
シリーズ化すれば若しかしたら、記憶に残る作品になるかもしれない。

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《何故この作品を評価するのか?》
最近は『国立大学で文学部を廃止しよう』等という、愚かな話が持ち上がっている。
文学部を廃止して馬鹿を増やすようなことをして、何の意味がある?

そこに丁度良く、日本文学を扱ったアニメが制作された。
『文豪とアルケミスト』なのである。
尚、他には『文豪ストレイドッグス』という、作家の名前を使用した作品もありますね。
(人気は、こちらの方があるのかな?)

紹介(プロフィール)に書いた、日本文化を見ていくということは、保護・保存するということでもある。
破壊しようと目論む輩がいる訳ですから。
そのような輩は、到底日本人ではない訳である。

小説は近年、以下のようになっています。

或るサイトより
『【朗報】日本経済新聞「ライトノベルは令和の漱石・太宰。今のラノベが青春小説の古典となる」』
『【画像】日経「ラノベは令和の漱石・太宰」』

『ライトノベル』と『なろう小説』に関してあまり興味が無いせいか、その相違をいまいち理解出来ていません。
それでも、純文学の辞書的な役割を果たしてくれている『文豪とアルケミスト』を名作として、敢えて示唆したい見解にあります。
(活字は、読まないより読んどいたほうが良いよ。くらいなものかな?)

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複雑になってきたので、見易くする為に目次を作成しました。
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目次:
【国内編・雑談:@】《漫画・アニメ・特撮》篇はこちら( No.4 )>>4  
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【国内編・雑談:D】《ちょっと哲学的な話》篇はこちら( No.142 )>>142
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