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Re: 【ただの独り言雑談】×【西方見聞録と国内編】の伝記 ( No.68 )
日時: 2023/09/04 14:52
名前: メテオール (ID: YOiERuKP)

【国内編・雑談:B】
5:漫画・アニメ産業の話
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アニメ制作者ではありませんからどうこう言える立場ではありませんが、気付いた範囲で書き留めていこうかと思う。

5‐2:CGの問題について
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《3DCGの波》
3Dの波はおそらく止められない。
止められなくとも、2Dと3Dの中間に何かあるかもしれないといった話である。

アニメ制作の試行錯誤した結果として、新たな技法が発見される。
どういったものかと言いますと、3Dにしてから次に手描きで2Dにしてみるという、ちょっと変則的で独特な技法なのだが、上手く機能している。
成功ではないでしょうか?

概ねCG作品というものは、単調な味気無さ、且つ薄っぺらい煌びやかさ、故の平凡な美しさ。
如何にも人工的にあって無機質な、つまり底の浅さ故に良い特徴として印象に残らないもの、それが一般的なCG作品なのである。
可もなく不可もなく、強烈な印象を残さない。
視覚から得た情報が感情に全く響かないのだ。

ところが、そこに手描きで『線画や影(これが重要なのだ)』が入る事により、少し深みを増した安心感がアニメに戻ったとでも言うのだろうか。
絵的であり、また立体的でもあり。

例外として、3DCG導入に『メトロポリス』のような最高峰アニメも存在する。
(尚『例外の無い規則はない』という諺がある通り、物事に例外はつきものである。)
これこそ絵的であり、また立体的でもあり。

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《独特の技法》
3Dにしてから、次に手描きで2Dにしてみるという独特の技法。
如何にして深みを出すかという表現に挑んだCGとして『機動戦士ガンダムUC』が例に挙げられるかと思う。
知っている限りでは、この技法を導入しており、初めて観た時に衝撃を受けた。

「マンネリ化されたCGとは異なり、何か斬新に、それでいて確実に進歩している。」
2Dと3Dの中間に何かあることを、見事に表現してくれたことにも感動した。

これもまた、偶然なのだろうか?
曖昧な為、一応時系列を調べてみた。
新技法の登場として時系列は合致している。
評判は大変に良く、インターネット界隈でも話題になっているようですね。
『機動戦士ガンダムUC』が登場した当時、斯様な状況になっていたことを全く知らなかった訳であり。

参考:
『株式会社サンライズ 『機動戦士ガンダム UC』- 正確な立体感と空間把握がメカ表現の先端を切り拓く -』 (1/4)
https://www.too.com/fun/cgcad/case-studies/retsuden01-01.html
なるほど。

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複雑になってきたので、見易くする為に目次を作成しました。
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目次:
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