大人雑談掲示板
- Re: 日本の発明品と縄文文明 ( No.17 )
- 日時: 2023/10/15 18:48
- 名前: メテオール (ID: YOiERuKP)
【日本の発明品の話】
2:『日本の発明品:@』
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2‐1:参考資料・追記と雑談《昆虫食・代替食品・未利用食材》
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はじめに:
日本の発明・開発やその起源にあたるものから、参考となる資料を基に、追記・雑談していきます。
ここは、ゆる〜く解説していこうかと思っています。
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《前書き》
カーボンニュートラル?(脱炭素?)
SDGS『Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)』というものの一環であるらしく、そのような用語(SDGS)が世界的・大々的に掲げられる前から、こちらは暇つぶしに調べて遊んでいたので、甚だ迷惑な話である。
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《完全養殖の技術:@》
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《養殖技術、養殖大国の日本》
研究成果による新たな発見や開発に成功した最近の養殖技術を挙げていきます。
発明分野として興味深いので、記録を残していこうかと思う。
意外と日本は、養殖技術に優れた先進性を持っている事に気付かされた。
完全養殖とは?
通常の養殖それ自体は、おそらく世界各国で古代より行われていたかと思われる。
古代日本の場合は、縄文カレンダーにあるように、砂漠化しなかった大きな理由として上げられる『自然との共生』渾然一体した社会の中に体系化されたものと見られる。
そして今回、特筆すべきは《技術力を要する》『完全養殖』『陸上養殖』に於いて、通常の養殖とは状況が異なること。
発明という視点から文明度を見ていきたい。
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《完全養殖の概要》
『生物の誕生から次世代への継続というサイクルをすべて人工飼育で実施することを完全養殖(かんぜんようしょく)という。
例えば、魚類であれば、成魚から卵を採り人工孵化の後に成魚に育て、さらに成長させた大魚から卵を採って人工孵化させるというサイクルが出来ると完全養殖と呼ぶ。
ナマズ、サケ科、コイ科、マダイ、トラフグ、浅海性のエビ等多くの食用となる種では技術確立し、完全養殖が行われている。
一方、食用魚介類として馴染みのあるイカ、タコ、サンマ、イワシ、アジ、海生カニ、牡蠣などでは完全養殖は行われていない。
例えば、養殖魚として馴染みのあるハマチにおいては天然産稚魚を捕採し育てる畜養が全てを占めている。
完全養殖は「産卵」「孵化」「稚魚育成」「性的成熟」まで全ての過程を最適条件に管理した環境下で行うもので、生物の生態と各課程を詳細に研究し最適な餌、水温、明るさなどの条件を見出す必要が有る。
実際に完全養殖を行おうとした場合、目的とする魚種の生態解明だけで無く親魚の飼育と稚魚の生産までにかかる生産コストも重要で、生産コストの上乗せが容易なウナギ、マグロでは技術開発に成功しているが、サンマやイワシなど安価で販売される魚種では技術開発も行われていない。
しかし、21世紀に入ってから、かつては、不可能とされていたウナギなどの魚介類での完全養殖の実験が実験室レベルで成功し、特にクロマグロは長い期間をかけて完全養殖を商業的に成り立たせており、今後の技術発展に水産業者の関心が集まっている。
完全養殖の世代を重ねると、養殖し易い特性を持つ遺伝集団が形成される反面、単一の形質をもつ遺伝的な多様性に欠ける集団となる。
その結果、環境ストレスに対する耐性や耐病性を低下させると共に、継代人工種苗が親魚(Broodstock)となった自然界での再生産のサイクルが良好に機能しない原因となっている可能性がアユでは指摘されている。
一方、遺伝的多様性を維持する為に、養殖メスと野生オスを交配させ次世代の種苗とする事で遺伝的多様性の維持をはかることが可能である。』
とされている。
参考:@
1‐5:日本の発明品の話
:《サイトの見解:@》( No.13 )>>13
:《サイトの見解:A》( No.14 )>>14
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《ウニ》
面白い研究結果が報告されています。
『磯焼けで痩せたウニを陸上で再生 陸上の施設で養殖したウニを宮城県で初出荷』(2022/07/05)
https://www.youtube.com/watch?v=L6g-d4_XqXc
宮城県ではウニの陸上養殖が行われています。
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《クマエビ》
神奈川県では?
『東京湾産クマエビの種苗生産に東日本で初めて成功』(掲載日:2021年8月23日)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mx7/saibai/kumaebi.html
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《ウナギ》
江戸の食の四天王と呼ばれるウナギから。
蕎麦・天ぷら・寿司・鰻がそう呼ばれています。
『特集1 養殖技術開発の最前線(5) - 農林水産省』
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1303/spe1_05.html
日本人にとって、ウナギとはクロマグロ同様に特に需要があります。
その為、ここでの養殖の成功は大きい。
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《チョウザメ》
世界三大珍味と呼ばれている、チョウザメ・トリュフ・キャビア。
その中から、チョウザメの卵であるキャビア。
『36.チョウザメの養殖場を見学&試食レポートしたら1m越えの巨大チョウザメや美味しいキャビアに出会えたよ大作戦』
https://www.youtube.com/watch?v=hRt-iuElnYg
チョウザメ養殖の成功により、ロシアに依存する必要がなくなりました。
朗報ではないでしょうか?
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《アメリカナマズ》
アメリカではフィシュバーガーとして食べられているようです。
『13.外来種アメリカナマズを天ぷらにして食べてみた!』(2021/07/26)
https://www.youtube.com/watch?v=PiJ2SHKPcV8
外来種は捕獲したら綺麗にして、養殖に切り替えて食べる。
日本では、アメリカナマズの天ぷらとして一品、新たなレパートリーが増えたのであった。
一時的ではなく、持続してもらいたいものである。
(`・д´・)ノ-☆{良いのではないでしょうか♪
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