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Re: 日本の発明品と縄文文明 ( No.23 )
日時: 2023/10/10 18:07
名前: メテオール (ID: YOiERuKP)

【縄文文明の話】
3:『日本の発明品:A』
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3‐1:縄文文明《世界最古・日本の発明:A》
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はじめに:
ここでは主に、縄文時代に存在していた世界最古と呼ばれるものを見ていきたい。
いわゆる、日本の発明ともなるものですね。

世界に先立て、様々な発展した要素のあるものが急速に、且つ多数発掘されている昨今、文明と呼ぶにふさわしいものである。

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あるサイトより。
『海外「あんな小さな国なのに…」 国際機関選出 世界を変えた日本の発明5選』

以上のサイトより挙げられている、日本の発明品を見ていきます。

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引き続き:

【一覧表を作ってみる】《世界最古・日本の発明:A》
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・和琴          ・縄文琴(祖形琴)      ・旨みという概念 
・アスファルト      ・縄文カレンダー       ・日時計
・磨製石器        ・軸組工法

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《和琴》

『和琴(わごん)は、雅楽の国風歌舞でもちいられる日本固有の絃楽器で、日本最古の楽器。
大和琴(やまとごと)、東琴(あずまごと)とも。
六絃で、琴軋(ことさぎ)や指で弾いて演奏される。
現在日本でよく知られる箏(そう・こと)は大陸からの渡来楽器が基となっており、和琴とは起源や系統が異なる。
なお、和琴の起源は神代紀の「天沼琴」(あめのぬごと)である。
「天石窟(あめのいわや)前で天香弓六張をならべ弦を叩いて音を調べた」とある。』
とされている。

伝来したものではなく、元から日本に存在する楽器である。

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《縄文琴(祖形琴)》
和琴と異なるかどうかは不明ですが。

伝来した楽器ではないことから、同系統の楽器であるかと思われる。
名称からしてそうですね。
日本の琴の原型となる『縄文琴』と命名され、また『祖形琴』とも呼ばれる。
世界最古の弦楽器が青森県で発見されています。

参考:@
『世界最古の縄文琴試し弾き』(2020.07.06付)
https://kotoplan.jp/jyoumon-koto/

参考:A
『世界最古の弦楽器か 3000年前、青森の遺跡から』(2012/4/28付)https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2800B_Y2A420C1CR0000/

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《『旨み』という概念》
『旨み』とはいう概念は、縄文時代から日本は既に持ち合わせていた味覚なのであった。

参考:@
『気づきは鬼滅の刃から…!?歴史を学べる2冊の新著書!』
https://www.youtube.com/watch?v=sPbWwQH1jtg
漫画も描かれていますね。
最新版の縄文時代に関する本。
より広く知れ渡る手法として、効果的に且つ、ちょっとした一興でしょうか。

縄文時代は世界7大文明の1つにあります。
1国をして長きに渡り文明と化している点では、世界でも最も稀な歴史を持っているかと思われる。

一際、他の文明と異なる点としては、食文化が挙げられる。
『旨み』という出汁の概念が存在していた。
縄文人は語るまでもなく発見していた、そこが最重要となる。

参考:A
『ゆっくり歴史グルメ』より。
『[ゆっくり実況]縄文時代の食事』
https://www.youtube.com/watch?v=RY4qR_DNbxM
こちらの動画は当時、様子を伺って作成しているせいか、少々濁した話し方してますね。

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《アスファルト》
日本語では『土瀝青(どれきせい)』とも呼び、接着剤代わりに使われていました。

参考:
『Jundo Ishii』より。
『縄文のセールスマン 黒曜石・ヒスイ・天然アスファルトをどこまでも』(2020/12/14)
https://www.youtube.com/watch?v=XKTlK5xp0IQ
詳細はこちら。
様々な用途があったようです。

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《縄文カレンダー》
縄文カレンダーは日本の発明であることには間違いないのですが。

世界最古のカレンダーという扱いになるのだろうか?
雛形であれば、それでも良いかと思われます。

ここは《本編》の《ちょっと哲学的な話》篇の内容。
・四季折々から風情・風流・情景を文化の基盤として体現している日本
・そこから音

音楽は楽曲重視の欧米型(音楽脳)と歌詞重視の日本型(言語脳)の相違。
(一概には言えないけど。)
体系化して纏め上げるのは、大変なのである。

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《日時計》
三内丸山遺跡から六本柱建物。

『三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)は、青森県青森市大字三内字丸山にある、縄文時代前期中頃から中期末葉(約5900-4200年前)の大規模集落跡。』
とされている。

世界最古かどうかは別として。
(メソポタミア文明の方が古い?)
縄文時代から日時計が既に存在していたことは確かである。

参考:
『1日実働4時間だった縄文人、ヒマな時間の使い方がクリエイティブすぎる』から。(2019.10.09)

こちら:
『几帳面すぎる! 木柱列は巨大な日時計だった?!』
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/18809/
三内丸山遺跡の六本柱建物は、二至二分(春分・夏至・秋分・冬至)を知るための日時計として作用する仕組みになっているとのこと。

縄文カレンダーと日時計が揃っているから、既に四季(四季の移ろい)を完全に把握していることが分かります。

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《磨製石器》
岩宿時代のことですね。
縄文時代以前の文明の利器となりますが、ここでは縄文文明の括りにします。

磨製石器は、人間にしか作れない人類最古の道具である。
遡ること3万5千年前、最も古いものとなると3万8千年前。

これら世界最古の磨製石器は、全て日本で発掘されたものである。

研磨技術と青森にある三内丸山遺跡を鑑みると?
縄文時代から白川郷(世界遺産)みたいな建造物が存在しててもおかしくないんじゃないかなあ?
なんて思ってしまった。
(1人くらいそんな凝ったことする縄文人がいてもおかしくない?)

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《軸組工法》
縄文時代の建築には、世界にない日本独自の高度な建築工法が存在していた。

参考:
『テンミニッツTV』より。
『高校日本史で習った縄文時代の通説が最新の研究で変化している』
https://www.youtube.com/watch?v=bkBS_i56qmY
こちらを観ると『軸組工法』という高度な建築技法までも縄文時代から存在して、文明らしさが窺える。
技術立国日本と呼ばれているだけに、誇らしい技術である。

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