大人雑談掲示板
- Re: 気の向くままに ( No.8 )
- 日時: 2023/06/20 23:49
- 名前: 月風 (ID: YOiERuKP)
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《マンガ考察・メトロポリス【手塚治虫作品】》
手塚治虫氏に関する内容は、《本編》の『【ただの独り言雑談】×【西方見聞録と国内編】の伝記』にある項目『【国内編・雑談:D】《ちょっと哲学的な話》篇』にて、体系的に記録しています。
漫画・アニメ業界に於いて忘れてはならない、若しくは今後も活かせるような何かとしての記録。
作品毎の考察はありません。
そこで今回はここ、日記・雑談の『気の向くままに』にて作品を絞って考察していこうかと思う。
《本編》と『気の向くままに』では、少々扱い方が異なるかと。
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《漫画『メトロポリス』評論家たちの考察》
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『メトロポリス【手塚治虫作品】』
漫画『メトロポリス』は、必見・必読かもしれません。
以下が評論家の解説から引用したものとなります。
・戦前の人が色々と作ってきた技法を手塚治虫氏がもう一度かき回して集大成した
・やり直しそれが出来たというところが手塚治虫氏は凄かった
・1人で全て始めた
・とてつもないことだった
・映画的手法を取り入れた
・縦に観て読むコマの構図を描いている
・人物が飛んでいるとかの浮き方・アングルも高度
・戦前の漫画や映画やあらゆる小説も含めたもののタイムカプセルであった
・モダンな色彩
・戦前の手法を知っていたがそれを組み立てることをした
・コマの使い方を変えた
・読み方の過渡期であり今の読み方に整えたのが手塚治虫氏である
・モノを作っていく発明していく試行錯誤
・何を大事にし何をこだわり何を捨てていったか
感想:
良い話が聞けた。
アニメしか観たことがない作品なのですが、漫画は以上の評価となっているのですね。
これだけの要素がたった1作品に凝縮されているのであろうか、驚きである。
後継者は確かに鳥山明さんかもしれない。
意外と記録してるものが無意識とはいえ、手塚治虫氏と似たようなところがあることに気付かされた。
手塚治虫氏の考察されたものを音楽・言語学・デザイン・《本編》の《ちょっと哲学的な話》篇等々、置き換えてみたら、当て嵌まっている気がして分かり易かった。
補足として:『あしたのジョー2』から
主に『入射光』の解説。
・光そのものを撮影
・日本の発明である
この技法はチンダル現象の作り方ではないでしょうか?
最近のアニメ(ドラマ観てないから分からないけどドラマも含めて)は、こういう技法を忘れているのではないかと思って、以前にその件について言葉を発したことがある。
(『戦闘メカザブングル』に見受けられて、また何かのドラマの時にも言った気がする。)
手塚治虫氏の『静』と『動』の緩急をつけた逸話もあるようだ。
これだ。
止めのシーンを開発したのは手塚治虫氏である。
『鉄腕アトム』の時にとても全部は動かしていられないから、止めのシーンを入れて制作していった。
それを発展させて技法にまで高めた。
その典型が『あしたのジョー2』で上手く反映しているのである。
やはりそうなのか。
礎となる情報ですから、ここから次の段階へ展開してみよう。
漫画・アニメの専門家ではないんだけどね。
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