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>>90 紅

少なくとも俺にとってはな。だから、まぁ……ありがとう。
(相手に自覚は無さそうだけれど、これは俺にとっては一つの区切りになるだろう。
茶器を優しい目で見つめてから。ふっと微笑みかける)
紅が探すのが上手いというのもあると思うぜ？ん…このチョコレートを貰おうか。
(相手が探してくれたお菓子から、ひょいと銀の包みをつまんで)
そっちの方が好きなんだな。…けど、気に入って貰えたようで安心した。
(相手の表情の変化をじっと見つめて。そっと安心したと呟く)
……あぁ。
(相手の悪戯っぽい表情に少し驚いてから。
ないしょ、と此方も唇に指を当てて楽しげに目を細めかえして)
ノリがいいんだな。嫌いじゃないぜ？
俺は、輿水 俊汰。君の同級生で…まぁ、噂通りの人だ。
(悪戯っぽく瞳が細められる。
相手にはどこまで言おうか。悩んで、肩を少し竦めると)