>>14「お前は、素直な奴だな」彼の言葉に憂うように瞳を細める。「素直な奴は好きだ。俺に抱かれて乱れる様を見るのも」彼の髪を撫で、淡々と応えていく。「色恋で例えるのはまだ足りないが、誰の身の責任でも取るほど無責任のつもりはないぞ」糸を紡ぐように、彼の耳に甘く囁いた。