■ 機関(仮)について
こちらもとても大事な要素ですね…!とはいえ怪異についてもう少し詰めた方が考えやすいとは思いますので、飽く迄ざっくりと。便宜的に機関という名称で呼ばせていただきます。公的機関なのか否か、機関の存在が一般的に認知されているのか、組織としての規模…などでしょうか。派手な戦闘をしたいのであれば一般的に認知されていた方がいいのかもと思いますが、その場合ヒーロー的な存在になってしまいそうですね。個人的には機関には胡散臭さが欲しいな〜と思っていたりします。ちょっとやばめな雰囲気漂っててほしいです。上記した自身の願望に続く形での意見になりますが、そういう職があることは認知されているがこの機関が直接的に認知されているかといえばNO、もしくは公的ではない、だと胡散臭さあって素敵です。同じような国家機関は存在していてそこは警察のような扱いをされているけれど、民間の警備会社もあるよね〜みたいな感覚でしょうか。そしてその差は怪異に対する対応であり、警察(仮)はあくまで国家機関で国民の安全第一、また国民の道徳心やら恐怖心やらで圧を掛けられて怪異は抹消が義務付けられている一方で、機関は裏でこっそり収容やら実験やら共存やらを目論んでいると怪しさ満天です。怪異の中にも人間に害を与えない怪異があったりして、それを利用して他の怪異と戦ったりしていたら戦闘の幅も広がりそうです。此れを踏襲するとして纏めると、公的な国家機関とは別に民間の機関が各地に点在しているものの、民間の中でも所謂大手的な機関が存在し、国家機関と対立していたりなんかすると面白そうかと思いました…!抹消を義務付けられてはいるものの、現象的なものまで怪異扱いとなってしまう以上確実な抹消が難しいためあくまで努力義務、とされているのを良いことに勝手に保護したり収容したり、酷いときには強大な怪異になるまで放置し泳がせたりもしていると大変好みです…!国家機関のキャラも民間機関のキャラも後々両方動かしてみたいですね〜!やはり現象まで怪異対象となると兼ね合いが難しくなってきますからね…怪異全てに核(コア)のようなものを存在させ、それを破壊もしくは格納すれば怪異は収まるといったように設定するのも良いかもしれません。でないと現象系の怪異は収まりどころがなさそうです。法律で即抹消と定めたのは大方、昔放置したり刺激したりした結果大規模な災害に発展したりしたのでしょう。故に国家機関は怪異を発見次第そのコアを探し出して破壊することが義務であり、民間機関もそれに倣っている…と思いきや、この機関に限れば裏でこっそり格納して利用していて…なんてことにすればそのコアを持ち歩くもしくは身に付ける、体に埋め込むなどの手段で怪異の力を手にすることも出来そうです。勿論物体や生物にもコアが存在する為単純な戦闘シーンも描けます。機関の立ち位置は表向き民間機関であっても、もはやガッツリマフィアみたいな感じでも良いのかなぁと。目的は完全に私利私欲です、怪異を利用して裏舞台で名を挙げよう!金を稼ごう!みたいな。たとえば一帯を常に雨天にする現象系怪異が居たとしたら、破壊したフリして格納して、それを乾燥地帯に月いくらで貸し出して儲けようぜみたいな。何かしらの怪異と融合して肉体改造を施した職員を海外に貸し出して紛争やら何やらでぶいぶい言わせちゃおうぜみたいな。上層部の思惑はそんな感じ、下の者達は思想に同調してなくても給料良いし〜とか此処でしか生きていけない…とか様々でいいのかなと。だいぶきな臭い話になってきましたね〜!例えば周囲で怪異が発生し困っている一般人の立場として、国家機関ではなく敢えて民間機関に依頼をする理由は何だろう…と少し考えてみたのですが、「国家機関だと受けてもらえない可能性がある」、「国家機関に何らかの疑いを持っている」とかでしょうか。となると上層部が金と利権目的の運営をしているのは国家側、抹消義務はあくまでフェイクでも面白いかもしれません。国家機関は小規模な怪異は泳がす傾向があり大規模なものにしか対応してくれない、逆に民間機関の方は実験目的だから割と何でも請け負ってくれる、でも胡散臭い…みたいな感じですかね。例えば民間機関の陰のトップは人間ではなく怪異そのもので、人間と怪異の共存を目的として怪異を保護し研究や実験を繰り返している。民間機関が怪異を保護しているという噂が流れているため、怪異は抹消するものという認識の一般人からしたら信用に欠けて頼みづらかったりして。どっちも全然怪異抹消してくれませんね。……とかいろいろと考えてみましたが、完全なる思い付きなのでどこかしらに矛盾がありそうです。やはりここは中々難しいですね…ふむ…民間機関を出そうとすると国家機関を利用しない理由が必要になってくるので、色々と枠組が必要そうです。これまでの意見を崩してしまう突飛な次案ですが、いっそのこと偽善的な民間機関という設定ではなく、裏社会に寄せてしまう手もあります。ヤクザ的なギャング的な。それならば依頼などは関係なく利用出来そうな怪異の情報が手に入り次第捕まえに行きそうです。また国家機関もあくまで非営利組織であり人員も限られていそうなので、すぐに問題になりそうな怪異以外は放置しがちな傾向があるのも理解出来ます。そして国家機関の討伐対象となる大規模な怪異であっても、裏社会の機関ならば利用価値だけで奪いに行けたりしそうです。民間企業だとそこまでの露骨な対立は難しそうなので。それならば国家機関はあくまで怪異は抹消が目的で片付きますしそこに勤めてる人達も怪異に恨みがある人が多そう。一方で当機関はそこまで怪異に恨みもなく、利用出来るならするし共存出来るならすればいいじゃんといった考えで保護、研究していたり。どちらも保護目的というよりはしっかりと目的に差があった方が揉めさせやすそうですし話も展開させやすいかなと。やはり機関の幹部やトップに怪異が居るのも凄く唆られます、友好的だったり人間に攻撃的でない怪異も利用出来るならば容赦なく仲間に引き入れてそうです。
加えての提案となりますが、例えば民間機関のどこかの地方の支部なんかを舞台にするのもアリかなと考えています。人数を絞り少数精鋭の支部なんかにすれば人間関係はかなり描きやすくなるのではないかと…。個人的な好みを申し上げますと、本部で何かしらやらかした人間が送られる変わり者、曲者問題児揃いの支部なんかだと非常に厨二心が擽られます…!となると民間機関が好き勝手ヤバいことをしている設定と些か矛盾してしまう気がしますが!表向きまともな民間機関を装ってるとなれば、装えない出で立ちや性格の者達は国家機関の目の届かない地方に配属されてそうです。繰り返しになりますが単なる思い付きですので、普通に本部を舞台にするのでも全然構いません〜!!