■ 職員について
職員には何か特別な能力があるのか否か…。能力があるとしても、先天的に能力がある者が職員になるのか、職員になる際に何かを授けられるのか、など。
現代的な武器のみで戦う職員も魅力的ですし何かしらの能力を持っている子も扱いたい。どちらも共存していても良さそうです。怪異の蔓延る世界なら生まれながらにして影響を与えられてしまった子も産まれそうですし(これは極稀が良い)、収容している怪異を戦闘の為の道具として授けて人によって多様な能力もどきを手にしていると群像劇としては盛り上がりそうです。
職員の何かしらの能力については特に縛りを設けず、あくまで「怪異に対抗し得る何らかの力を持っている」と云うふんわりしている設定の方が自由度が増すかもしれません。先天的、後天的、どちらにせよあまり強すぎる力を持つ者には機関に入る道しかなかったりすると良いです…。そもそもそんな力を持っている自分は既に怪異なのでは、と思い悩む子もいそうですね。何なら能力を使っている内に心身を蝕まれて本物の怪異になってしまったり……良きです。
怪異関係は即抹消!の法律ならば怪異で何かしら影響を受けた者達は荒れた土地で隠れて暮らすか何処かでこの機関の情報を知って入社しに来るか、となりそうです。能力に関しては単純にただ武器にするだけであったり、完全に内包して自分のものにしたりと用途が色々とありそうなので、それ自体に名前は付けず、怪異と混合している者だけ“交ざり者(仮名)”と呼んでる、くらいの感覚だとやりやすいかもしれません。先天的でも後天的でも、怪異による能力を肉体に内包してしまっている者が交ざり者、それ以外は単純な利用者で。それを分ければ怪異堕ちしたくないから融合はしない、怪異堕ちなんて気の持ちようだし気にしないで融合する、先天的に能力持ちだしいつ怪異堕ちするかわからないから怖い、みたいな様々なキャラ付けが出来そうです。
核を持ち歩いたり埋め込んだりすることで怪異の力を扱えるという設定だと良きですね…!交ざり者になるためには対象の怪異との高い適性が必要で、そのためたまたま高すぎる適性を持つ一般人に事故で核が埋め込まれ能力者または怪異になってしまう、なんてこともありそうです。民間機関は核を人間に馴染ませるための実験も精力的で実際に機関実験で能力を得た職員も多く、反対に国家機関は先天性の職員のみ雇っている…とか、民間機関の方の胡散臭さが際立ちますね。
個人的に機関には是非是非核融合実験をしていてほしいです…!人智を超えた力を手に入れたいからって名目で入りに来る奴も居そうです。国家機関と当機関をガッツリ対比させるのでしたら、国家機関は怪異関係は一切受け入れず抹消、先天的な人も国民にバレると倫理的に揉めるから裏でこっそり抹消。一方機関は先天的な人も使えればウェルカム、後天的にも核を埋め込んだ人はそれなりに居るし世の中にはそれがバレないように生活中。