大人雑談掲示板

羽ばたきは羽を壊す痛みになる【小説を書く難しさ皆で話したい】
日時: 2020/07/31 05:51
名前: 夜宵 ◆1gEsPFYuFY (ID: UbaBM28B)


 個人的に綺麗だと思える文を書けると嬉しくなりませんか……?

 タイトルが入りきらなかった……とても悲しい。

書きたかったタイトル → 「羽ばたきは、いつか羽を壊す痛みになる」
【】の中身 → 小説を書くのって難しいな、と思って。それを皆で話し合いたいな、と。



 * * *

 夜闇に消え去る白煙の吐息。
 酸素の薄く、引き伸ばした意思は、白雪のごとく暗夜に舞う。

 気づいたら、私は暗闇にいたのです。
 自分がいるのは、分かるのです。自分がそこにいるとは、わかるのです。けれど、自分がどこにいるのか、分かりません。
 趣味の一致する友達がたくさんできました。彼らはとても優しい人でした。数年、いえ、たった一年と少しだったでしょうか、とても仲良くしていただきました。
 仲がよかった、平和だった、はずなのです。

 いつの間にか勘違いをされていました。
 いつの間にか勘違いをしてしまいました。

 気づいたら傷つけていました。
 気づいたら傷つけられていました。

 思ってもない批難を浴びました。
 思ってもない批難を叫びました。

 どうしてか離れていきました。
 どうしてか離れてしまいました。

 私は傷つけられたことを凄く覚えていたのです。傷つけていることを隠そうとしたのです。
 私は離れてほしくなかったのです。私は友達が減ったという事実が怖かったのです。

 私は、私が可哀想だ、と思われたかったのでした。

 自分は、我が強すぎる人間だと自覚しました。
 話し合いには、冷静さが必要だと気づきました。
 言葉を送るときには、少し時間をおいてから送信するか決めるほうがいいと痛感しました。

 後悔は人を育てるけれど、痛みと歪みと虚無を生むのでした。

 私はあの方に謝りたい、ありがとうと言いたい、これからもよろしくお願いします、と言えたら、とても幸せなことだろうと。

 私は自分の願望だけ、吐くのでした。


Page:1



Re: 羽ばたきは、いつか羽を壊す痛みになる ( No.1 )
日時: 2020/07/31 03:12
名前: 夜宵 ◆1gEsPFYuFY (ID: dyimD9sz)


 白道(しらみち)を踏む。足の軌跡が示されて、女は、そこに存在していることを世界に知らしめた。二十歳ほど、腰まで伸びた黒い髪は、下の白雪と互いの存在を誇張しあっていた。
「富月さん、今日は何限終わりなの?」
 富月(とみつき)と呼ばれた女は、後ろを振り返って、その黒い瞳で男を見つめる。男も二十歳程度で、黒髪に黒い目を持っている。
 二人は冬の温かそうなコートを纏っていて、男の方はカイロのあるポケットに手を突っ込んでいる。
 口を開ければ、熱を持った赤口から白い煙がゆらりと現れて風に吹かれて消えていく。その瞬間の煙すら、視界に広がる雪のせいで見えにくいものとなっているが。
「四限までだよ!」
「そっかー、じゃあ一緒に帰れないかな。俺四限はないけど五限あるし」
「およ? そっかー……昼ごはんは一緒に食べようね!」
「えっ? ……ああ、うん」
 男は富月の言葉に目を見開いた。少しのあいだ呆然としていたが、我に返って小さく返事を返した。

 約束通り、富月と男は二人で昼食を取っていた
 賑わう食堂は、授業が早く終わり昼休みの時間になる前に急いで席を取らなければ、座って食べられなくなる。今も沢山の学生が列を作って注文カウンターにトレーを置いている。
 富月と男は早くに席を取っており、机にはそれぞれのご飯が置いてある。富月のもとにはハンバーグ、男のもとにはカツ定食がある。
「お! ねえねえ若月君! 四限休校になった!」
「お、マジか。良かったじゃん」
「うん! これで若月君と長く一緒にいれるね!」
「…………」
 若月、と呼ばれた男は、また目を見開いた。彼の動きが止まり、少し焼けた肌がわずかに赤く染まる。
 再び動き出したかと思えば、勢いよくカツに食らいついた。
「……?」
 富月は彼の不思議な動きに首を傾げ、好物のハンバーグを口に含んだ。

 外にちらつく白い雪。葉が落ち剥げた枝の茶色を白く覆う。白い道に二人の足跡が刻まれた。
「富月」
「ん?」
「明日も、一緒に飯食わないか」
「……ん! もちろん!」
 その跡は確かに、深く、二人の軌跡を紡いでいた。






Re: 羽ばたきは、いつか羽を壊す痛みになる ( No.2 )
日時: 2020/07/31 06:00
名前: 夜宵 ◆1gEsPFYuFY (ID: UbaBM28B)


 小説を書くのって、とても難しいですよね。
 私はもともと「小説を書くこと」自体はそんなに好きじゃなくて、どちらかといえばストーリーを考える方が好きなのです。
 好きなアニメの曲を流しながら、ストーリーを妄想していくのが楽しい……←

 私が小説を書くときに難しいな、って思うのが「中盤」なんですよ。私は序盤、終盤を先に軽く書いてとりあえず一冊の始めと終わりを作るのですが、そこから進めていったときに物語の半ばをどうしたらいいか物凄く迷うんですよね。中つなぎを書くのが苦手です。
 起承転結、の承の部分ですかね。難しい。そんなのいいから、もう起転結でいいのでは、ってなるんですよね。

 物語が短い、広がらない、っていう悩みの解決方法は簡単です。登場人物を増やすか、掘り下げるか、すればいいのです。
 一人の登場人物を作ったとき、その人は木の枝のように細く薄っぺらいわけではないと思います。モブでないなら、ちゃんとキャラクターとして役割と設定があるはずです。それを深堀して書く。
 あとはキャラクターと他のキャラクターを関連づけることですね。人と人がつながれば自然と物語の歯車は進み始めます。
 そうすれば自然と物語は長くなっていると思います。

Re: 羽ばたきは羽を壊す痛みになる【小説を書く難しさ皆で話したい】 ( No.3 )
日時: 2020/07/31 17:53
名前: new (ID: AwgGnLCM)

はわ.....かっこいいし凄くわかる.........

Re: 羽ばたきは羽を壊す痛みになる【小説を書く難しさ皆で話したい】 ( No.4 )
日時: 2020/08/02 00:33
名前: 夜宵 ◆1gEsPFYuFY (ID: TdU/nHEj)

newさん
 ほんとですか!? かっこいいですかね…?(*´ω`*)ありがとうございます!

Re: 羽ばたきは羽を壊す痛みになる【小説を書く難しさ皆で話したい】 ( No.5 )
日時: 2020/08/02 14:59
名前: 夜宵 ◆1gEsPFYuFY (ID: 4rycECWu)


 うーん、一体一とか何かお相手できないかなぁ。

Page:1



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 5000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。