【世界始マリ/プロローグ】 その光景は今でも覚えている―― 風に揺れる綺麗な髪… 月明かりに照らされる蒼い服… 「――問おう、貴方が私のマスターか 」 【―それが彼女との出会いであり、聖杯戦争の始まりとなった―】