大人なりきり掲示板

Re: 東方おねショタ郷 ( No.104 )
日時: 2017/01/07 20:23
名前: ダモクレイトス  ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)

>>103 
 
 ちなみに何巻程度でしょうか?

 我らがにとりも、胸中で「絶倫とかって次元じゃない」って言ってますものね★
 能力物作るなら、ちゃんと思考するべきなんですけどね。というか思考自体はしているのですがね……それでも足りないという。

 私はそういうのはわからないですが……秋姉妹とか優しくしてくれそうですね。

――――――――――――――

 3名に2回以上ずつ放ったのに、彼の荒ぶる雄は倒れる気配がない。当然だ。こちらは体力を消耗すれば回復するのに時間がかかるのに、あちらは常に回復魔法を唱えられるのだから。そちらの方面で勝てるはずがない。かおの能力に回数制限などがない限り。彼が何と何を戻しているのか。おそらくは精力だけだろうから、快楽は消えていないだろう。彼が精神的賢者になるまでの戦いということなのだが。

「くっ、そうだ。最後こそが最大の記憶!」

 震える太腿を強く叩き立ち上がる。ギラつく瞳を覗かせにとりが動き出す。人間の記憶野は基本的に先に先に進んでいる。つまり、最初の方のことより、後のほうが記憶に残る。初めてや特別でない限りだ。すでに初めては文に奪われた。椛も処女という特別をちらした。なら、自分には、フィニッシュしか残っていない。

 ――立ち上がれ! 奮い立てにとり!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああっっっっっっっっ!!!!!」

 脳裏に神の言葉が響く。それに呼応するようににとりは体中に力をみなぎらせ進んだ。鬼気迫る彼女にかおは少し戸惑いながらも。彼女を抱こうと手を広げた。しかし――

 其の瞬間だった。閉ざされていたはずの襖戸が自分とにとりの間を通過する。何が起こったのか分からずそこにいた5名は逡巡する。瞬時に悟れたものは誰もいなかったが。逸早く察したのは頭脳明晰な文だった。襖があったほうへ目を滑らせ事実を確認する文。自分の考えが正しければ、誰かがこの場に乱入した。そしてその対象は相当に絞られる。かおの拉致を結構した烏天狗(はたて)。そして、それを取り返しに来た同居人である霊夢、更に言うなら相棒魔理沙を引き連れた博麗の巫女。

「これはこれは、団体さんで」

 予想は当たったと言っていい。そこにいたのは大きなリボンと脇の大きく開いた巫女服が特徴的な、黒いロングストレートが美しさを醸し出す美女、霊夢。そしてシャツを着てエンジュ色のスカートを履いた、痩せ型のツインテール女性、はたて。更に魔女のような服装をしたクセのある金髪の少女魔理沙。ここまでは当たったと言っていい。はたてが霊夢たちと合流していることは以外ではあるが。何より意外なのは、夜より深い暗黒を其の目に宿す金髪の幼女――ルーミアの存在。彼女がなぜ。文は自らのオーバースペックギア(脳)を限界速度で回し答えにたどり着く。

「ルーミアさんに於かれましては、霊夢さんたちに巻き込まれたが、楽しそうなのでついてきた、というところですかね?」
「…………そっ、そーなの……」

 ほぼ最適解であるそれを口にする文。しかし、ルーミアはと言うと余りの状況に唖然としているのか口が回っていない。博麗の巫女などは魂が抜けたような表情をしているし、魔理沙も後ろを向いて震えている。現状を考えればさもありなん、なのだが、文は感覚が鈍っていてすぐには気づかず、数秒して「あぁ」と唸り手を叩く。

「うん、皆さんが恥ずかしそうなのは当たり前ですね」

 にとりは局部を隠し、椛などは服で体を覆うが、文は全く気にした様子もなく。ちなみにかおはというと……

「あっ、霊夢に魔理沙だ。あとは今朝のお姉さん……確かはたても。皆も早く服を脱ぎなよぉ」
「あら、かおさんったら大胆」
 
 などと余裕綽々だ。どうやら麻痺しているらしい。

「あんたって奴は……心配してきてみれば、何なのよ――――――――――――――――――!!!!!?」

 全力で叫ぶ霊夢。それでかおはようやく現実に戻ったのか、今更のように陰部を手で覆い、涙目になる。そしてへたりこむのであった。


――――――――
 
 さて、霊夢たちはどうなるのだろうか……ここでお開きの展開もありえるか。