大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.106 )
- 日時: 2017/01/15 19:15
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>105
長すぎてもどうなのかと思いますがね。明らかな描写不足もあれですが、明らかな引き延ばしも醜いですよね。
そして、それに気づくと「前の話と矛盾が……」みたいなことを思ったりするのですよね。
雑談版の話の内容が私の考えですが、いかが?
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さて、第二幕もう少し続くんじゃ……
「とっ、ところでかお……どうだったのよ?」
ルーミアと魔理沙と別れ、帰宅して1時間以上ぼんやり。すでに日は傾き始め、夕空が雲と相まって美しいコントラストを描く。そんな幻想的な世界を霊夢は、純粋な目で見ることもできず。当然といえば当然だ。自分と同居している男が、妖怪と交わっている様を見たのだから。人間と妖怪の性行など本来あってはならぬことだ。そもそも、霊夢自身そちらの経験はない。あんなものを見ては動揺しないはずもない。
「どっ、どうだった……とは!?」
壊れかけのラジオのように問う霊夢。それに頬を赤らめながら問い返すかお。
「あれ、やったんでしょう?」
「あれ、とは?」
「あれよ……あれ! 馬鹿、女に言わせることじゃないでしょう!?」
次第に霊夢の語調が普段のものに戻っていく。
「……文が、気持ちよかったよ」
かおは気圧されたのか、感じたままのことを口にする。霊夢は眉間にしわを寄せ嘆息。
「そっ、そう、文っ。文がねぇ……焼き鳥にしてやる!」
「やめてよ。友達なんだから」
「……妖怪と、友達……か。駄目よ。あんたは人間なんだから」
そして、符をちらつかせながら、言う。おそらく本当に容赦なくやるだろう。そもそも遠慮をして勝てる対象ではないのだが。そんな同居人にかおは毅然とした声で答える。友達、とは言うが、その口調は強く、先ほどまで泳いでいた目は、強い意志を持っていて。ただの友に対するものとは思えない。霊夢は初めてかおに気圧され、天井を見上げる。決して高くはない、シミだらけの天井。それは昔から慣れ親しんだもの。落ち着く。しかし焦燥は消えない。妖怪を友といった。このままかおが交友を続ければ、人間でいられないのではないか。いづれ戻れなくなるのではないか……そんな懸念。しかし、それ以上に本心として怖いものがあった。それは―—
霊夢自身が、かおに抑えきれない衝動があるということ―—
「ねぇ、かお」
「何?」
「ちょっとね、出かけてくるわ。あたしがいない間にさらわれたりしないでよ? 文が来ても、今日は断るのよ」
そう言うと、霊夢はふらりと消えた。そして、その日、彼女は紫たちと協議し、かおを寺子屋に通わせることを決めた。そして、その日の夜、かおが寝た後、霊夢は彼を犯した――
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そう言うと、霊夢はふらりと消えた。そして、その日、彼女は紫たちと協議し、かおを寺子屋に通わせることを決めた。そして、その日の夜、かおが寝た後、霊夢は彼を犯した――
「あぁ、これが……かおの」
人知れず彼女は涙を流す。彼を咥えるまたのあたりが痛い。でも、それより去来する言い知れぬ何かが怖くて……止めどなく滴は頬をつたう。
「文……激しいよ」
かおの無邪気な寝言が拍車をかけた。
第二幕完結!
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何だか仄かに青春である。割と、椛たちの4pよりあれである……切ない。