大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.120 )
- 日時: 2017/01/21 18:15
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>119
そうなんですか……まぁ、私は本編も読んでいる部分までしか知らないですし、貴方の構想を知ることはできないので……そこまで汲み取れないですがね。
えっ、君は喜ばないんですか。あれ、舞い上がっているの私だけですか……恥ずかしい(汗
リグルはM。また新たなる常識が幻想郷に生まれた……
かお君は何を考えたんだろう? ケモミミプレイとか? コスプレプレイとか?
その頃霊夢は多分、寺子屋に迎えに行って、かおがいないことに驚いているんだろうなぁとか。
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1人道を歩む。今日という新しい1日を振り返りながら。紫から外の世界の学校――記憶がある頃の自分も通っていたらしい――と似たような場所だと聞かされていたかおだが、どうにも緊張した。もう少し懐かしい感じを受けるのかと思っていたが。とりあえず1つため息を吐く。いきなり隣の女子Aには嫌われてしまったし、授業にも全然ついてこれていない。前途多難だ。
「考えたら余計疲れてきたな。楽しいこと考えながら歩こう」
頭を振るい、そうつぶやく。そういえば、今日は多くの美人にあった。瀟洒で知的、鮮やかさがあるが少し怒った声もかわいい人形のような美人、アリス。穏やかでひだまりのような雰囲気とミステリアスさを併せ持った、美しい言葉遣いをする眼鏡の似合いそうな美女、さとり。陰りのある匂いだつ表情から陰気な魅力を感じさせる甘く切なく深い声を持った凛々しい麗人、ルナサ。自分のクラスの教師である白銀の髪がきれいなスタイルの良い知的で、時に優しく厳しい真面目な女性、慧音。隣の席に居るミスティや、リグル――嫌われているが――だって美人だ。それに咲夜は今日名前を知っただけで、前から顔は知っているがやはり途轍もない美女だと思う。
『こうやって見ると、女性のことばかり見ているようだ。なんだか、僕が変態じゃないか』
自分の煩悩を悟りため息を吐く。彼女たちを思い出すだけで、鼓動のリズムがアダージョからプレストに、体温がクールからホットになるのを感じ、不純さを呪う。しかし幾ら自分を罵倒しても煩悩は消えない。そう簡単に消えるものではないのはわかっているのだが、少し歯がゆくて苦虫を噛んだような表情を浮かべた。
「初めまして、貴方が華扇さんですか? ふーん、本当に霊夢さんの服を着ているんですねぇ。可愛い」
その時だ、かおの目の前に1人の女性、霊夢に似た巫女服、しかし緑が基調となっているものを着た緑色のロングヘアをした穏やかそうな顔立ちに、少し自信を覗かせる背の高い女性だ。アリスや慧音、ルナサも女性としてはそれなりに大きかったが、 彼女は咲夜とほとんど変わらないように見受けられる。体つきも慧音並に良い。突如、空の上から現れたことと、発言から考えるに自分を探していたのは明白だ。かおは身構える。
「でも、霊夢さんと比べるとやっぱり経験が足りないのでしょうか? 前ばかりとは限りませんよ?」
「どういう――がっ!?」
右か左か、はたまた言葉か。かおは思考を張り巡らせたが何の意味もなかった。名も知らぬ女性の警告と同時に全身に鈍器で殴られたような衝撃が走り、かおは倒れ込む。体中が鈍く痛い。そして、呼吸が苦しい。
『伏……兵?』
「ほら、少し勉強になりました?」
良いことをしたとでも言うように、満面の笑みを浮かべる名も知れぬ女性を他所に。どうにか後ろを確認しようとするが、途中でかおの記憶は途絶える。
「早苗ぇ、囮みたいな使い方してごめんねぇ?」
「いいえ、大丈夫ですよぉ。だって、この子を持ち運ぶのは諏訪子様の約目ですしねぇ?」
早苗と呼ばれた女性は、ついとかおを攻撃した対象を見る。彼女にとって見慣れた存在。両端に大きなカエルの目をあしらったビーズが付いた帽子を被り、髪型は金髪のショートボブ。青と白を基調とした「壺装束」と呼ばれる女性の外出時の格好をした活発そうな細身の女性だ。諏訪子というらしい。彼女は早苗の発言に、苦笑いで頬をかきながら、「まーねー」と適当に相槌を打ちかおを背負う。
「よっと、軽いな……」
「母性感じちゃいました?」
「ちょっとね」
軽い言葉をかわしながら2人は、術で自らの姿を周りから消し飛びだった――ちなみに余談だが、諏訪子は神であり、その象徴の一端には「子宝」も含まれるらしい。
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やっと洩矢だせたぁ。