大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.124 )
- 日時: 2017/01/24 21:42
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>123
まぁ、ゆっくりじっくり丁寧に更新すれば良いのではないですか? 応援しています。
というか、3ヶ月とか全然、私の感覚からするとね(オイ
いえいえ、生涯経験しない人も居ますし(笑
何も悪くないでしょう。
うん、何といえば良いのか、人間いろいろね。
成程です♪ まぁ状況如何で口調なんて変わりますよね。
了承ありがとうございます。
でも右手を直接行使しないと使えない能力となると、身体能力の高い妖怪相手に対応できると思えない罠(笑
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既に暗く、霧と反射する太陽の光は淡い茜色をたたえる。夜目も利き聴覚なども優れたスカーレット姉妹が高速で周りを探索しているが、成果はないまま時間が過ぎていく。
「もう、探索開始して2時間が過ぎますねぇ咲夜さん」
華人服とチャイナドレスを足して2で割ったような淡い緑色を主体とした衣装を来た、スリッドから出る太ももが魅力的な長身でスタイルのいい赤いロングストレートヘアの女性――美鈴――はぼやく。隣に居た咲夜は肩を叩きながら、胸ポケットから煙草を取り出す。
「時間が経てば経つほど、危険は増すわ。かといって、時間を止めて探すのは……」
「それはやめなさい咲夜! 貴方の魂を削ることになるわ!」
「分っています先代。思ったよりレミリアお嬢様は私を大事にしてくださっているようだ」
煙草をふかしながら、空に浮かぶを月を見つめる。初秋とはいえ流石に夜は寒い。煙草をくわえ、手をこすりながら咲夜は焦燥感を表す。そんな彼女を美鈴は強い言葉で制止する。普段は敬語だがそれが外れているということは、咲夜の発言に相当思うところがあるようだ。取り乱す彼女をきょとんとした表情でしばし見つめ、含み笑いをしながら咲夜は自分は簡単に死ねないという旨を伝える。
先代という言葉を聴いて、遠い過去を見るように目をそらす美鈴。当時、フランに殺されかけて、レミリアに心配されフランから話されたことを思い出す。今となってはフランも落ち着き、一緒に遊ぶようにはなったが、レミリアに近づきすぎるなと時々指摘されるものだ。レミリアは強いが、仲間を重視する女性だ。過去の記憶はこびりついているのだろう。
「……むず痒い呼び方です。やめていただきたいところですねぇ」
苦笑いしながら言うと、咲夜は「貴方らしい」と一言。その時だ。魔理沙が空から降りてきた。アリスも一緒にいる。どうやら紅魔館が慌しいということを聞いてきたらしい。
「よぉ! 何があったんだぁ?」
面倒な奴が来たとため息を吐きながら、隠し立てをしてもタメにならないと考え咲夜は素直に事実を話す。
「と、言うことよ? お分かりいただけたかしら?」
少し嫌味のにじんだ声。普段なら魔理沙も噛み付くところが、首を突っ込んだ件あまりにあまりすぎて魔理沙は頭を抱えた。
「おいおい、あの野郎また行方不明か」
「霊夢も苦労するわ……それにしても、ルナサさんはうまく逃げたものよ。というか、あのひ弱そうな子が1人で行方不明だなんてもう亡くなっているんじゃ」
あきれ果てた声。これにはアリスのほうも溜息を吐く。昼間授業をしたときから、少し鈍そうだとは思っていたが、今日この日、まさか行方不明とは。笑えない。自分の家で一緒に酒盛りをしながら、駄弁っていた騒霊はうまい具合に逃げたが今となっては忌々しい。知的で話が合う相手で好きでは有るが、それとこれとは話が別だ。そんなことを考えてかつい心無い言葉が出る。
「滅多なこと言うなって。そういうのは全力で探してからだろ? まだ魔法的索敵はしてないんだろ?」
魔理沙は相方のそれを否定し、まだ紅魔館周辺しか探していないのだろうという趣旨のことを美鈴たちに問う。
「いいえ、すでにパチュリー様が、レミリアお嬢様に指示されて始めているはずよ」
咲夜は澱みない口調で言う。
「そうか……じゃぁ、ヴワル図書館に行くとするか。まだ、始まったばかりってことだろ?」
それに対して魔理沙は迷いない声で答えた。そして、紅魔館の中へと入っていく。
「……貴女も大変ね」
「ははっ、はははは……腐れ縁って本当に面倒よ」
「でも、楽しそうではあるわ……」
咲夜に駄々っ子の世話役扱いされて、アリスははにかむのだった……満更でもなさそうな彼女を見て、咲夜も表情を綻ばす。遠くから「早くしろよー」と魔理沙の声。慌ててアリスは走り出す。
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次回でパチェさんだして、パチェさんまるで見当違いのところ、命連寺とかから調べている感じで、時間だけがいたずらに過ぎていくみたいな感じになって……とか妄想。
パッチェって、何か間抜けなイメージ。