大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.126 )
- 日時: 2017/01/23 20:41
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>125
男の中の男、です。主に性欲が。
状況如何というのなら、仕方ないというか当然とも言えますけどね。
対策。常に2人以上で行動して、後衛に専念するとか? これは対策ではないですね。
こししちゃんは強い、確信。レミリアの件は結構考えさせられました。運命がかお全身を対称にしているから、右手にも触れるせいで霧散してしまう、とかなのでしょうかね?
このレミリアとしては、かおに実のところ恩義があるのでしょうね。何せ、妹の暴走を止めて貰ったのだから当然か。
――――――――――――――
その頃、魔理沙とアリスはパチュリーに有っていた。時間にして、夜の帳も世界を覆う8時前。かおの捜索が始まって3時間が経過していた。
「おーい、パチュリー! いるか!?」
妙な気配を感じた魔理沙は大声でパチュリーを呼ぶ。しかしパチュリーの声はなく。数秒の静寂が続いた。その時、ビッという音が響き魔理沙たちのまえに、紅のロングストレートをしたシックな黒のスーツを着たおどろおどろしい羽を生やした女性――コア――だ。焦りが滲んだ表情を浮かべ、息切れ気味の彼女。
「ちっ、ぎゃーぎゃー五月蝿いのよ泥棒魔女モドキ!」
苛立ちをぶちまけるように魔理沙を怒鳴ると、その場でへたり込んだ。尋常じゃないと即座に2人は察す。まず動いたのはアリスだった。おそらく臨時教師として子供と付き合うことが増えた影響も有るのだろう。魔理沙は内心で良い変化だなと呟く。昔から困った人を助ける癖はあったが、前より優しくなった気がするからだ。昔のあれは自己満足のように見えた。
「コア? どうしたの……貴女がそれほど取り乱しているということはパチュリーに何かあったのよね?」
「パチュリー様、魔力を使いすぎて目を覚まさないのよ! あんな人間探すためによ!? 有り得ないわ!」
彼女の肩を優しく抱き囁くアリス。そんな彼女を引き剥がすようにしながらも、コアは少し落ち着いたのか話し出す。どうやら自体はよそうより悪いようだ。確かに幻想郷全域の操作となれば大規模な術式とそれに連なる膨大な量の魔力が必要になる。ましてや不治の病を持つ彼女のこと。万全を喫しても気を失う可能性もあるだろう。それを分っていてもレミリアの命令なら、彼女は従うのだ。愚痴を何遍も垂れながらも結局は、最後まで。それこそ魂が磨り減るほどまで。彼女とレミリアの間に何があったのかは分らない。ただ、居候させて貰っているからだけでないのは、確かだと思う。
「そっか、パチュリーの奴……かおのために」
そう魔理沙が言いかけたとき、コアは少しぎこちない動きで立ち上がり、魔理沙の胸倉をつかむ。そして犬歯を剥き出しにして。
「違う! パチュリー様は……彼女が見ているのは、レミリア様だ。あの人の無茶はいつも彼女を苛む! 命令の起因がそいつに有るのも気に入らないけど……」
涙を浮かべて言うコア。どうやら容態は深刻らしい。パチュリーの親友としてそれなりに特別視しているはずのレミリアに対する憎しみが吐露する程度には。そんなコアの心境を察しアリスは言う。
「かおが見つかるか、レミリアが諦めない限り、多分この痛みはずっと、彼女を苛むでしょうね。なら、運が良かったと思いなさい。目の前にはあの人より若いとは言え、2人の魔女がいるわ」
「何を……分かりきったことを。ちょっと、何をする気?」
アリスの言葉の真意を掴めずコアは首をかしげる。そして訳も分からずまくしたてる。アリスは涼しい顔だ。魔理沙はといえば、アリスのエンジンが掛かったと笑顔を浮かべる。
「助けるわよ。かおもパチュリーも! 良いわね魔理沙。貴女はパチェに魔力を送って彼女の生命維持を!」
毅然とした声で、魔理沙に命令を下すアリス。素直に魔理沙はそれに従い歩き出す。魔理沙とてパチュリーは大事な存在だ。
「アリスはどうするんだ?」
「私は彼を全力で探すわ。どうやら魔法の効力はまだ消えていない!」
かくて、アリスと魔理沙の共同作業は始まった。2人の若き俊英が競演を成す。
「――お願いします。お願い、します」
そう祈るようにコアは叫ぶ。それしかできない自分が情けなくて、爪が食い込むほど強く拳を握った――
――――――――――
まるでアリスが主人公である。
ダモはレミパチェとコアの三角関係押しである!