大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.143 )
- 日時: 2017/02/04 20:08
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>142
いやいや、全部する気とか私ないですけどね……いや、嘘か。やっぱり5節はそういう息抜きし辛そうですし、息抜き回ってことで♪
全部やっちゃいましょう願望。私も頑張ります♪
輝夜さん、女豹のようなエロティックな表情浮かべるんでしょうねぇ。
だって……一億歳とかどう扱えば良いのよ?
141の件? 書きたいと思ったら書けば良いのでは?
いや、話は早いほうがいいので、良いのでは?
個人的には、彼の元に戻す能力なくしたいなぁ、とか思ってる。それで絶倫とフェロモンの能力みたいな感じにして(黙れ
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かおが深い眠りに付いた頃。永遠亭内部――永遠と須臾の力によって、ほぼ完治した――では。
「あれ師匠? 師匠ー! 居ないわねぇ……どうしたのかな。藍さんもまだ治っていないのだから、そんな妄りに……」
嫌々、輝夜と手をつないで帰ったレイセンは周りを見回す。いつもは診療室の椅子に座っているはずの八意永琳の姿が見当たらない。かおと接触したことによって、体が疼(うず)くので原因を調べてほしかったのだが。ふと、診療室の特等救護者用ベッドで眠っている八雲藍の芳(かんば)しくない顔色を窺(うかが)う。かおを護るための囮として、紫に使われ腹部を根こそぎ吹き飛ばされるという大きなダメージを受けたらしい。師匠がいないとすぐに探しに行かず、こちらを先に見るとは……自分も医者の道に染まってきたな、と溜息。最近というもの、地上の妖怪や人間に情が移っているように思う。昔はセカセカと小喧しい小さな物程度にしか思っていなかったが、今では普通に怪我をしているその者たちを庇(かば)い直したいと思うようになった。自らの千倍を軽く超える時間を生きる八意永琳本人はどうなのだろう。やはり冷徹なほどに冷静で、実利を重んじる彼女にとっては手段に過ぎないのか。
「あら、優曇華? ぼーっとして、どうしたのかしら?」
本人に聞いても答えてくれないだろうな、などと埒もなく考えていると。後ろから聞きなれた透き通るように毒気のない優しい声。何の警戒もなくレイセンは振り向く。そこには、師匠である八意以外にもう1人。見慣れた顔が居た。
「レイセンちゃん? 大丈夫! まさか私と輝夜の喧嘩で、巻き込まれて頭打ったとか!?」
どうやらそれなりに気にしているようだ。彼女してもレイセンとの付き合いはそれなりに長く、彼女の行動の仕方も知っている。ゆえに普段ならここにいるのはおかしいと思ったのだろう。自分の体調に不安があり、八意に診てもらいに来たのではないかと考えたようだ。
「師匠! に、妹紅さんまで!?」
2人のことを呼び、レイセンは八意のほうへと歩み寄る。そして、すぐに妹紅に向き直り一礼。
「いいえ、正直、妹紅さんは関係ないですよ。えっと、今、実は永遠亭で預かってる子がいるんですけど……その子と握手をしてから、何というか全身がむず痒いというか……熱いというか」
妹紅にその心配はないという趣旨を伝えて、八意に向きなおる。そして目を泳がせながら、レイセンはかねてより気になっていた体の変調を訴える。次第に体が熱くなり頬が赤らんでいくのが分かる。なぜだか、あの少年のそそり立つ大きな一物が頭を駆け巡ってやまない。そんな普段とは違う弟子、レイセンの様子を察し、八意は顎に手を当てる。
「ふむ、八雲殿の言っていたことはこれか……優曇華。本題は彼がいるときに話そう。そのほうが良い。彼を呼んできてくれない?」
「はっ、はい」
幻想郷の賢者が従者であり式である藍を預けに来た時に、かわした会話を思い出し八意はレイセンに命じる。それを聞いたレイセンは一目散に医療室を出て行った。八意は多分、レイセンはすぐには来ないだろうな、とひとりごち、机の中から資料を取り出す。
「一体、何なんだ? 話が見えない」
置いてけぼりの妹紅は呟く。それに対して、軽く含み笑いして八意は言う。
「貴女にも関係のあることだ。そう、優曇華が言う、華扇という人物が来れば説明するさ」
やけに勿体ぶるなと思いながらも、妹紅は待つことにした。何せ彼女の時間は無限だ。そもそも待つことも最早趣味の一つになっている。診療室のベッドに横たわる見知った顔を眺めながら、ポケットから煙草を出し、2本一気に吹かす。この診療室は禁煙ではない――
「……あんたの姫様のせいでな。すっかり待つことが好きになった」
たゆたう煙はまるで過去を映す鏡のように感じて、妹紅は感傷的に言う。輝夜姫の試練を受けて、何もなせず絶望の末、恥をかき死んだ父の姿は最早朧にすら思い出せない。そんな時からだ。自分が簡単に死ぬこともできないと知ってから、時間の穏やかさで体を癒すようになった気がする。そしてそれに飽きたら輝夜と戦う。そんな日々。
「申し訳ない。あの方が身勝手でなければ貴方のような存在は……」
神妙な顔で詫びる八意に、屈託ない笑みを浮かべ。
「勘違いするなよ、感謝してるのさ。無念のうちに死んだ家族の分、皆分生きてる」
思いを吐露する。永遠亭と永遠亭の姫に人生を狂わされた人間の奇妙な絆が見えた気がして、八意はこの生活も悪くないと囁(ささや)く。
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一方、その頃、レイセンはかおの前に立っていた。
「真っ裸……まさか? てゐの奴ぅぅぅぅぅ!」
レイセンは頬を引きずり、眉根を潜める。どうやら、2人で一緒になどといった手前、すでに先を越されてしまったようだ。体中が怒りと嫉妬に染め上がっていくのが分かる。レイセンはかおの頬を抓(つね)り、無理矢理に起こす。かおは「ぎにゃぁ」などと妙な叫び声をあげ起き上がった。眠るかおを起こすために屈んでいたレイセンのちょうど目の前で、大きな一物がぶらりと揺れた――
「…………でかっ!」
『てゐの奴、これを一人で……許せないわ! 私が最大限譲歩して、提案してあげたのにっ!』
レイセンはしばし沈黙して、頬を赤らめながら、かおの一物を頬張った。
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さて、優曇華さんぶち切れの予感。