大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.154 )
- 日時: 2017/02/12 23:00
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>152-153
寺子屋ですか……大ちゃんとかミスティとか成長したらたしかに美人になりそうですが……うーん、どうなんでしょう。
……待て、どういう状況でしょう。嫌です……正直パスです。
いや、現状逆だと思います。小説じゃねぇか、何なりきり来てんだよ……って意見のほうが普通に有り得そうですわ(汗
能力について幾つか訂正願いたいのです。
紫としては1の能力より2の能力目当てで彼を招来したという風なので、2の能力は元よりあった、として頂きたいです。
次に、現状は左手ですが、右手の能力が消えると同時に左手にも侵食が進んで両手に発動軸がある、ということにしてほしいです。かお君、右利きっぽいですし。
それと何で女性の場合を書いているのか気になるところです……かお君は自らの体内でフェロモンバランスを調整して性転換できるとか(汗
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頭を垂れる少年を紫は冷静な瞳で見詰める。見詰めること数秒。かおは少し恥ずかしくなり目をそらす。すると紫は口角を釣り上げた。
「さて、ここからが本題ね」
扇子を二度三度開けたり閉じたりして紫は言う。それに呼応するように永琳が口を動かす。
「優曇華とてゐによる検証から、貴方のもう一つの能力「性欲を操作する能力」とでも命名しようかしら。それは、君の左手に宿っているようね……その力は貴方が異性に触れることで効果を発揮するようだわ」
あくまでも冷淡な口調で、永琳は述べていく。妙な能力名が出てきたが、そもそもかおは性欲などという言葉の本位も知れない。どうやら、右手に「元に戻す」があるなら、それは左手に宿っているらしい。住み分けというやつだろうか。半信半疑、理解は3割程度の状態で永琳の言葉を聞いているかおは、ついにまだろっこしくなって口を出す。
「つまり、どういう能力だよ?」
「そうね。結論を急ぎましょう」
子供だからこそ理解できないことを聞こうとしない。そんな愚かしさを永琳は心の底で忌々しく思いながら、子供相手に本気になってはいけないと戒める。何せ彼は、月人にとっても大いなる資源になりうるのだ。仲良くなりすぎるのも良策ではないが、心象を悪くしすぎるのは良くない。能力の本旨を知れば、少年は唖然となるだろう。もしかしたら、これからの未来に希望を捨てるかもしれない。しかし、永琳としては彼の希望などどうでもいい。彼を利用し力を手にすることができれば。無論、少年を幻想郷に招いた紫もそうだろう。
「貴方の能力の本質、それは上等な子種を相手に送り……確実に妊娠させること」
「だから、それが……って、妊娠?」
何か不穏なことを言わなかったか。かおは黙り込む。そして、永琳が口にした「妊娠」という言葉の意味を思い出す。それは確か赤ん坊を産むということではないだろうか。それも確実に、とついている。となると、あの白い液体を注いだ文や椛たちは自分の子供を授かったということになるのか。そんな訳はないだろう。ありえないと頭を振るう。聞き間違いだし、永琳の嘘だ。そう願う。
「貴方は純粋ね。何を考えているかすぐに分かる。否定したい気持ちは分かるけど、事実よ」
黙り込む。それを信じたからではなく、只管に凄まじい永琳から発される圧力に。自分の見立てが間違いなはずがないという自負。それは幻想郷の賢者を遥かに凌ぐ、月の賢者、そして天才と謳われるブレインである彼女だからこそ。しかし疑念が湧く。上等とはどういう意味だろう。草思庵し始めた瞬間、永琳が口を開く。
「貴方の力の本質は、フェロモン及びホルモンの調整と操作。それを触れた相手に合わせて無意識かつ完璧なバランスで調律することよ。それは相手に凄まじい性的高揚感を与え、否が応でも貴方を求めさせ、貴方の精液を搾取しようと行動させる。そして貴方の精子は――すべての形質を相手の形質に合わせて最高の水準で整えられた最高の子種」
「つまり……僕とその対象が結婚すると、子供は間違いなく生まれて……その子供は凄い才能を持つってこと?」
医者である永琳らしい難しい言葉の押収。これでも彼女としては随分と優しい言葉にしているのだが、子供レベルの知識しかないかおには殆どがわからない。だから自分なりに理解した答案を彼女に提示する。彼女は優しく笑い肯定した。そして付け加える。
「そう。それは、誰もが貴方と体を重ねるだけで、強い兵士を手に入れることができるということになるのよ」
強い兵士を手に入れる。それの重要性がかおには理解できなかった。なぜなら、幻想郷の皆は彼にとって見れば皆が化物でそれ以上の力など必要ないように見えるから――そんな純粋な少年を永琳と紫はすでに道具として見ていることは彼の知るところではない。余りのことに頭が追いつかなくてぼんやりしていると、永琳が少年の手を掴む。
「……凄いわね。優曇華が我慢できないのも頷ける」
そう言って、彼女はかおの細い体を強引に倒す。紫はと言えば、同盟を組むに際して、最初はそちらに花を持たせてやろうとただ見守る。そして、裾に入れてある懐中時計を取り出し呟く。
「そろそろ、橙も幽々子たちと霊夢たちをつれてここに来るところかしらね……」
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中間管理職? 道具だよ……カオ君は。まぁ、紫とか永琳とかみたいな人たち限定だけどね。