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　単純に言えば１００以上の『初めて』を経験しますからね……全てが新鮮なのか……ってチルノ、三妖精とか入ってます！？

　ほ、本編……（汗）

「全く……人使いが荒いんだからあの巫女は……」
　溜息を吐きながら七色の人形遣いである少女、アリス・マーガトロイドは腕に一冊の本を抱えながら一軒のお店に辿り着いた、店の名前は『香霖堂（こうりんどう）』という、そんな店に対し、アリスは一人の主人に話を聞く為に『香霖堂（こうりんどう）』に向かったのだ。
「居るかしら？」
　カランコロンと音を立てて入店するアリス、そんな入店者に対し、反応する大男、この大男こそがこの『香霖堂（こうりんどう）』の主人、『森近霖之助（もりちか　りんのすけ）』だ。
「ん？　君は……アリスだったかな？　いきなりどうしたんだい？」
「実は巫女から聞いたのよ、知り合いが一人居ないって、だから貴方は知っているかと思って聞きに来たのだけど……」
「そうか、だけど僕はそんな子、聞いた事が無い、おっと、その前に話が聞きたい、その子の性別は？　見た目は？」
　アリスがそう言うと、少しだけだが霖之助が食いついてくる、アリスは少し溜息を吐いて、霖之助に言う。
「だったら一緒に探しましょう？　こんな古ぼけた商品と共に今日一日を過ごすのは良くないわ、外は快晴、気持ちが良い朝よ？　探しながらその子を教えるわ」
「……ふむ、確かに気になる、だけどこの店を手放しても良いのか？　今日来る客だって居るが……だけどあまり客は来ないし、今日位休みを頂いても良いだろう、よし、僕もその子を探すよ」
「あら良かった、流石に一人だと心細くてね」
　アリスはそう言って、『香霖堂』店主、森近霖之助をパートナーにした。