大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.82 )
- 日時: 2016/12/23 20:56
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>81
いくらでも手段はありますよ? 誰かの力を借りて耐性を得るとか……むしろ、チルノの力を無力化するとか。あとは第二、第三のかお君――記憶は共有できている、御坂ネットワークみたいな――とか。
かおくん「第二第三の僕……」
――――――
「おい霊夢! 今のは本当なのか!? あたしのアリスとあたしの霖之助がホテルで!」
「落ち着け……というか、私は霊夢じゃなくてルーミア」
「ふざけるな! ルーミアが魔法の森にいるはずないだろ! つまらない言い訳をしていないで、真実を話せ!」
すさまじい速さで起き上がり、魔理沙は近くにいたルーミアの胸倉を掴む。完全に彼女を霊夢と認識しているらしい。寝ぼけ眼で視界がぼやけているのか。血走った眼付きで猛る霊長類がごとく吠える魔理沙。ルーミアは後ろめたさと鬱陶しさとで目をそらす。
「このっ……部外者の胸倉掴んで怒鳴り散らしていい加減にしろや、阿保魔女!」
ふらりと魔理沙の前に現れ、霊夢は彼女の腹に手を当てハッケイを放つ。音もたてず吹き飛び、口から大量の唾液を吐きだす魔理沙。悶絶しながら。
「よっ、よぉ、霊夢。お早う……今日も最高の目覚ましだ」
涙を潤ませながら、若干血の混じった涎を垂らし魔理沙は言う。どうやらようやく目を覚ましたようだ。
「で、こんな朝早くに何の用だよ?」
妖怪の森は基本的に日は差し込まない。木々が成長しすぎて、重なり合っているからだ。魔理沙は自室にある時計――3年前、霖之助からプレゼントされた――を見ながら問う。普通ならこんな時間帯に来るなと怒るのだろうが、長い間霊夢の相棒をしてきた仲だ。むしろ何か期待さえしているような笑みを浮かべている。それを横目に、霊夢はコホンと咳払いして。
「かおが、行方不明なの」
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