大人なりきり掲示板
- Re: 東方おねショタ郷 ( No.94 )
- 日時: 2016/12/30 22:36
- 名前: ダモクレイトス ◆MGHRd/ALSk (ID: 7PvwHkUC)
>>93
日本語は奥が深いねぇ。だから小説を書くってことには魅力があるのでしょうね。学んでいけばいいじゃないですか。
人間って我慢できる限界って大概決まってるらしいですよ(*´∀`)
要の能力良かったですか? 概要としては、回り(半径200メートル以内)にいる目(複眼などもあり)を持った生物の目を借りて情報を得るという感じの効果と、その目を通して自分の肉体を瞬間移動させるというものです。大雑把ですがね。
ちなみに自分の小説(カキコ等には書いていない)でオリキャラの白狼天狗――夕月アゲハ――に持たせた能力です。
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にとりは戦っていた……なぜだかかおという少年を前にしたときから、全身の産毛が逆だってむず痒くて、血流が激しくて熱い。気づけば文の左を前かがみにして――明らかに勃起した性器を気にした素振りで――歩いている情けない顔(かんばせ)の彼を追っている。文が自分の方を向くたびに目を背けるけど多分気づかれているだろう。
「かお君、今日は昨日の更に上の段階へ行きましょう」
「えっ、あれの更に上!?」
指を立て、爽やかな笑顔でビッチ女が言う。少年はと言うと驚愕したような表情を浮かべ、しかしとても期待に満ちた輝いた瞳を見せる。それを見てにとりは憎悪を覚える。たった今会ったばかりの、たいして格好いいとも思えない少年。それなのに時めくのはなぜ。胸がざわめいて、今までに感じたことがないような黒くて薄汚い嫉妬が渦巻くのはなぜ。
『カオ君? カオくん花緒くん家屋ん夏緒くん華緒くんかおくん……漢字とかはどれ? 私に教えて……貴方を感じさせて。あはっ……あはははははははははははっ……』
胸を押さえ込む。要はああ言って去っていったが、彼女自身恐らく抗っていたはずだ。それを証拠に彼女は大量の汗をかいていた。自分と同じように。決まっている。帰って寝るか、一緒にするか。普段、天狗の施設になんて入れない身分だが。恐れてなどいられない。これが恋は盲目ということか。
「文っ! 私も参加させてえぇぇ」
「3Pですか……かお君、貴方は今日、急激に成長するようですよ?」
否定するでもなく文は笑う。にとりは強大な壁に尻込みする。自分は近くにいるだけで体が疼くのに、彼女は理性を保っている。多くの男性が好みである理知的でエロい女性を演じているということだろうか。いや、素でそうなのだ。彼女はもとより頭脳明晰で頑なな人物だ。それでも――
『彼の心を奪うのは私だ――』
虚空に決意を見て、それを握りつぶし刷り込む思いで拳を握る。その時だった。
「文さーん! 何か師走様に暇ならこっち行けと言われたのですがぁ! って、にとりちゃん!?」
透き通るように綺麗な高い声が、頭上から降り注いだのは。慌ててにとりは声の方へと顔を向けた。そこには予想通りの人物の姿。白銀のショートボブに少し頼りない犬耳をした、華奢な体つきで、ボーイッシュな小顔の娘――犬走椛――だ。
「盟……友?」
どうやら、要の計らいで、共にしてライバルとなろう存在が来たようだ。そういえば、昨日、明日は非番だと居酒屋で言っていたことを思い出す。3p処か4pだ。勿論、にとりは経験したことがない。
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なんてこった。かお君、1節とは大違いのアクセル全開具合です(主に周りが