「ほう、貴方が買うのか……ややっ、これはこれはかの有名な人気俳優様ではないか……」(音の声を聞くとクロエの言葉が無くとも自分から行く。カツカツと人の間を通ると声の主である音の顔をよく見る。すると上記を態とらしく言い頭を下げる、それと同時にマントがバサッと綺麗に翻りその姿に周りの人々は軽く魅了される。顔を上げると綺麗な赤色の瞳が音をじろりと睨む様に視線を向ける)