「……暗いな、光源を一つ所持してくれば良かったか…」(洞窟の中、ブーツをカツカツと鳴らしながらただ一人歩く部下は珍しくいない。今日は単独で散歩がてらの調査だ。前々から気にはなっていたものの危険だと恐れられていて一切近付けなかった。今度こそは、そう淡い期待を抱きながらも入ったが光る宝石ばかりで何も無く)