「ちょ、ちょい待って調教師さん、その笑みはやばいどうしよう本格的に興奮してきた…ッ」その言葉に偽りはない。全身が仄かに桃色に染まり、犬の様に舌を出して荒い息を吐く。背筋から何かが走って行く感覚はまだ止まない。駄目だ。もう見ないでくれ、嘘だ、もっと見てくれ。自分の心は茶番劇を繰り広げる。然し結局は、本能に従順。だって仕方無いじゃないか、こんな調教師は初めてなんだ。恥辱で満たされたこの状態、空間。…嗚呼、やはり堪らない。