了解〜「う…ん………え?此処、何処……?」僕が目覚めたのは全く知らない場所。最後の記憶は僕を呼ぶ声と手を握った感触。其の声にも手にも覚えは無い筈なのに思い出しただけでとても安心する。「…………行かないと。彼の人が待ってる……………………」僕は『彼の人』が一体誰なのか思い出せない儘歩き始め、やがて何処へとも無く走り出した。