15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

>>10
キャラチェックありがとうございます、こちらこそよろしくお願いしますね
了解しました。そういう風に出して下さると思って待っております

ルーシー「こ、こんにちは」
店主から声を掛けられるとびくっ、と体を震わせたのちに俯いていた顔を上げ、
魔法使いの帽子のおかげでいっそう高く見える彼を見上げて声を小さく発し

「『夢庵』......?何のお店なの？」
あたたかい光が、ルーシーを照らしている。
怪しい名前だな、と思ったがこの人ならいいかな、と思わせる何かがアランとこの洋館にはあった。
ゆっくりと歩み寄り、夢庵の戸口の一歩手前で歩き回っていた足を止め、
優しそうな店主にやや高めの声で尋ねてみる。

「......言っとくけど、お金なんか持ってないからね」
入る手前になって尻込みするのが性なのか、ルーシーはアランを見上げるのをやめて視線をそらし、
手を後ろ手にやって不愛想に吐き捨て