15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

おはようございます(　んー…見てるよ。うん、見てる。　
いえいえ、私は当然のことをしたまでてすので
はぅっ、見られていましたか…　らくくのことだったら直接言うよ(親友だから)。裏でネチネチ言ってたって言わないと何も起こらないから
――――――

　「…かわいい、」

　　ついつい抑えていた本音が声に出てしまっているが、目の前の猫にものすごく
　夢中になって気づかなくて、またテンプレートに書いてある小さい文字にも気づいていない。

　　黒猫は不吉。そんな言葉は聞いたことがあり、頭の片隅にあるが自分はそうと思って
　いない。毛の色で不吉か幸運かなんてそんな区切りは可笑しい、猫がいるたけで幸運を
　授かっていると筱は思いながら見て、もし筱にもしっぽがついていたら間違いなく嬉しそう
　に振っているであろう。