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花をただただ幸せそうに見ていると、ふとこれは夢で、覚めたら何もかも無くなってまた一人の生活、しかも明日は自分の誕生日、そん事を思い出してしまうと、寂しくなってしまったのかほんの少し表情が曇ってしまうが

音夢「はい！夢から覚めるまでのんびりしますねぇ…、皆様…？うーん、私のつまらないお話で良ければ沢山しましょう…！誰かとお話しするの大好きなので。 えっと…、お邪魔します…！ わぁぁ、内装もとても素敵…、あぁ、置いてある小物も気になってしまいますけど…、でも先ずはここに居る仔達に挨拶を…んー…困りました、どの仔からご挨拶しましょう…！」

入りやすいように端に寄ってくれたり、穏やかな口調や優しげな笑顔にこのアランと言うひとはとても優しい方なんだなぁ、などと呑気に考えながら促されるまま店内へと足を一歩踏み入れ、天井の高い雑貨品とケースの置かれた不思議とわくわくする気持ちになる店内をきらきらした瞳で見渡す。
こうも色々な物があると色々な所に興味を惹かれ何から見て良いのか分からず、困ったようにアランを振り返る