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　はやく天使になって皆様に愛と平和を届けたいですっ
大丈夫っ、私はだいじょうぶだからっ　
――(無理なんかしないよっ　らくくこと無理しないでね?)


　筱「熊さんもいるのですか?　蛇さんも狼さん、お猿さんも気になりますが…
　　まずは狸さんを見てみたいですし…挨拶?でしたっけ、それもしたいですっ」
　　図鑑や動物園の檻の中でしかみたことのない動物たちをこの目で近くまで

　　見れることなんて早々にないので、目をキラキラと輝かせ、まるで子供のように
　わくわくしながら彼に言ってみる。

　　ふと、チラリと視線を下に向けてみると悲しいのか、それとも抱かれているのが不快
　なのか、素人の自分には分からないじーっと見つめ、ふれ合っていると黒猫とは離れた
　くない気持ちが芽生えてしまい

　筱「あ、あのっ…その黒猫さんを抱っこしてもいいですか」

　　黒猫さんが悲しんでいると筱の考えではそう見えて、抱っこしたら嬉しいのかな
　なんて考えていう。もし、それが可能だったら黒猫と一緒に他の動物さんたちと見たり
　することができたらいいなぁ、でもそれは我儘すぎるかな、と色々頭の中でふわふわと
　考えながら自然にそれが顔に出てふふっと笑ってしまう。