楓花「うぅ……」少々ムッとしつつ、鳴ったお腹を恨めしく思いながら軽くお腹をさする。そして、再度顔を上げると少しだけ赤くなっているのに気付くが、一瞬のことだったので、あれ? 気のせいかな?と少し首を傾げた。「うん。あっ、台所は階段を下りて右のところだからね。」すぐに台所に向かう晴人に、広い一軒家だから分かりづらいだろうし、間違った部屋に行かないようにと思って慌てて軽く場所を教える。