大人なりきり掲示板
- Re: セックスしないと出られない部屋 ( No.202 )
- 日時: 2019/10/23 00:19
- 名前: 伯璃 (ID: fgNCgvNG)
>>198
背中に違和感を感じて目を覚ました。
可笑しい、確かにベッドの上で寝た筈なのだが、何故か床に横たわっていたのだ。
体を起こして辺りを見渡すと、何処も彼処も見覚えの無い殺風景で真っ白な空間が広がるなか、遠目に峰田の存在を確認する。
何となく、ポケットに手を差し入れるとカサリ、と微かな音を発てつつ指に当たり。
指に当たった何かを取り出すと、紙だったのだが、書かれている文章に目を通し内容を訝しんだ。
誰だ‥僕の睡眠を邪魔する奴は。
面倒な状況に陥っている事を悟り、書き記されていた内容に然程動揺する事なく紙が掴まれている手を背に、後方へヒラリと其の紙を放り捨て、峰田が眠る処に移動して来ていた。
最初こそ雑に、彼の肩を揺すってみてはしたが此の信じ難い状況に感情を露わにする姿が想像出来てしまい、起こすのも面倒だと思った来栖は、後に意識が浮上するであろう彼を其の場に放置したままスタスタと他の脱出方法を試みようと壁に歩み寄って行く。観た所、此処には二人だけだろう。先程の紙に書かれていた内容をするなんて事は避けなければ。抑同性で出来る筈が無いと思っている故、仕方も知り得ない。
「壊せるか‥?」
壁に掌を這わせ凝視し乍、不穏な言葉を独言て。
元ヤンで腕っぷしが強いとされる彼なら如何か、そろそろ目覚める筈だと尻目に窺い。
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開始文有難う御座います!
最初こそ長くなりましたが、次レスからは幾分かは短めになる予定です。
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