「可愛らしい…とは、何年振りに言われただろうか。」 もう子供ではないこの容姿に"可愛らしい"なんて言える機会など早々ないのに、 無意識で動かしている尻尾だとは気づかずに盃に注がれた酒を一滴一滴食い入るように 眺めており