>>53うつむき加減に歩いていたが、声を掛けられると足を止めて振り向きぼうっとしていた瞳にしだいに光が宿っていくと相手を認識して前にお兄ちゃんと彼を呼んでいたことを思い出してあゆり「.....お兄、ちゃん?本当にお兄ちゃんなの?」半信半疑で相手に尋ね、眠そうに目をこしこしと擦って