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いちもり。様
「先生がいいなら……行きたい」
　寄り添われて嬉しそうにし、キュッと一守の服をつかんで言う。しかし目立つと言われて不思議そうにし首をかしげる。少しして何かを理解したのか服を少しはだけさせ、前に身体を傾け谷間を見せる。
「せんせーみたいな人が、私に近づいて手込めにしちゃうかもしれない、から？」
ほんのりと顔を赤く染めながら上目使いでそう問った。もちろん彼女のことだから、頭で作り上げた作戦なのだろう。



エヴァミリ
「クーラーがついてるから大丈夫だろっ？　なにっ！？　僕とハニーは未だ結婚していなかったのかっ！？」
てっきりもう結婚して数年かと思っていたのに！　と、義也は絶望でもするかのように大声で泣きわめく。
彼の中ではおそらく彼と楓は相思相愛の夫婦なのだろう。