「あ、菊ちゃんのものなのにー…まあさっちゃんには敵わないから良いとしよう!愛してるよさっちゃーんっ!」離された女の子を残念そうに見つめるものの、直ぐに興味が無くなったのか通常通りの笑顔を覗かせた。挙句の果てには彼女に抱き着く始末。煩いと言うか、迷惑と言うか、子供みたいに目の前の事しか考えられないんだから仕方無い。