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Re: 也スキルを上げたい犬。【BL】 ( No.43 )
日時: 2017/08/19 12:49
名前: 腐猫丸 (ID: HDoKOx/N)

よぉし初めよう!!悪い勝手に開始文。

太宰「もう、なにさ!私を置いていってしまうなんて……」
黒塗りの生地で高級感溢れるソファで、五大幹部の一人太宰治はだらしなく寝っ転がっていた。其の姿はまるで拗ねた子供其のもので……実際拗ねていた。
原因は彼の相棒中原中也。何時も喧嘩ばかりの仲で、一分一秒たりとも同じ空間に居たくないと思う程嫌いな相手。其の中也が一人飲みに行ったらしい。別に中也が飲みに行ったのは構わない。唯、此の間した約束をすっかり忘れられていた事が何とも腹立たしかったのだ。
実は以前、中也にお互い時間が合ったら一緒に飲みに行こうと約束していた。返ってきたのは生返事だったし、あの時中也はかなり疲れた様子だったから期待こそしていなかったが、機会があれば誘ってくれると思っていた。
だのに、中也からは何も無かった。
太宰が今日はもう上がりだと云う事を中也も知っていた筈だ。然し中也は何も言わずに行ってしまった。唯、其れが、腹立たしいだけだ。
「………………中也の莫迦。大っ嫌い」
そう零し、フラフラと立ち上がると寝台に飛び込んだ。
「もういい……思いつく限りの嫌がらせして明日の朝、中也をお迎えしてやる………」
何百通りもの嫌がらせを考えているうちに次第に瞼は重くなり、終に太宰は深く眠りに落ちた。
……………言い忘れていたが、当然の事ながら此処は中原中也の執務室である。


いきなり長文でゴメン!あと色々勝手した………