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エヴァミリ
「副顧問に立候補したのは君だからね。今更だよ」
古神はその仕草が、かえって彼に覗けると知らせてしまい後ろに回って覗こうとする。いわゆるスカートを被るという形で←

　「へ、へんたい…ですっ!　
　っもう、めんどくさくないって思ったんですけど…こんな人がいるなんて」
　必死に前を抑えていたが、後ろに立ち回られて瞬時にどう隠そうか判断出来ずに
　あたふたしている。

エヴァミリ
「良いじゃないかぁ、ちょっとくら、いぃっ！」
「静かにしてくれませんか？　勉強してるんですけど」
　凉樹はゴキブリを叩くときのように新聞紙で古神の頭を叩く。新聞紙は何日分も重ねてあったので分厚くかなり痛いことだろう。
古神はその場に伏してしまった。一方叩いた凉樹は古神ではなく霞にその冷めた目を向けている。

　「っ…あ、ありがとう。」
　　突然パンツを見ようとしている人が倒れて、はっと我に変える。
　冷静を取り戻して彼に目を向けるが、冷たい視線と目が合いながらもお礼を言う。
　「教えてあげようか?　理科なら何でも教えられるから」
　怒らせてしまったかななんて思ってお礼の為に提案してみるが、いつもの彼だと
　断られるだろう

エヴァミリ
「そうですか……じゃあ、頼みましょうか。少なくとも貴女のその垂れただらしない胸と、はしたないスカートのせいで煩くなったんですし」
　凉樹は一言多いものの提案をのみ席に戻る。