衛宮「………また、見てる……」眼帯の先でもよく分かる。また王間さんだ。何で俺なんかを見て面白がっているのだろう。また泣きそうになりながら教室に入り鞄を下ろす。周りの視線がとても冷たくて痛くて身震いした王間「……つまらん」衛宮が教室に入っていくのを見れば小さく舌打ちをして呟く。その小さな動作は周りの声によって掻き消されるものの雰囲気は殺伐としたもので無理に声をかけれないのであろう、皆見て見ぬふりをする。こうなった王様は手が付けられない