衛宮「……」当たりたくない、当たりたくない。かたかたと震えながら縮こまる。やけに白い肌が段々と青くなっていき冷や汗がとめどなく頬を伝う。流石に隣の子が気になったのか保健室に連れてかれることになり王間「………汚すなよ」適当に授業の内容を纏めると貸して下さいと前に強請ってきた前の男子に投げ渡す。冷たい声で言うものの男子はにんまりと気色悪く笑っていてサンキュ、と小さく礼を言う。礼など言われたくない、底辺にいる輩の言葉等は聞きたくもない