衛宮「……」深い深い眠りの奥へ。保健室のベッドに沈む。カーテンはしっかりと閉じられていて、それと同様に衛宮の瞳も閉じられていた。今日は親もいなく一人なので先生達と共に帰ることになっている。それ迄は(面倒だから)眠れそう指示され眠っていた王間「……む…?」何故だか保健室が気になる。帰り際に保健室の方向を見るとカーテンから微かに影が見える。気になったものは仕方が無い、もう一度上履きを履き保健室へと歩いていく。誰もいなくなった静かな廊下に、かつかつと音が響いた