衛宮「なッ、!…しょ、正気か君は!今殺されかけていたのを忘れたのか!?」(ひょい、と容易く背中に乗せられると赤いマフラーがひらひらと宙に舞う目を見開いて驚くとなんでさ、と昔の口癖を言いそうになる。あまりにも奇想天外で声を荒らげてしまう。でも仕方ないだろう。自分を殺そうとした男を背に乗せるなんて、今度こそ殺されるかもしれないのに)