衛宮「死ぬかもしれない、か……………分かった、やろう」(ドクン、と心臓の鼓動が速くなるのが分かる。冷や汗がたらりと頬を伝い顎から雫が落ちる。こくり、息を飲めば震える喉から息を吐き出す。正直怖い。だが覚悟を決めねば。閉じかけていた瞼を無理矢理こじ開ければ本を見ながら材料を掻き集め作業に移る)