衛宮「……ふぅ……投影、開始」(加熱した際の墨が顔の所々に付いていた。それを腕で拭うと一息つく今のところ問題は無いが、後は移し替えるだけだ。手の内から魔術で作った瓶の蓋を開ければ慎重に薬を入れる。最後の一滴が瓶に入ると直ぐに瓶の蓋のコルクを締める。無事に作り終えた安心感と数時間にも及ぶ制作にくらりと目の前が暗くなりその場に倒れる)