衛宮「……」(袖を捲っていた腕に青々とした魔術回路が浮かび上がる。一言、本人にしか分からない様な声で何かを言えば魔術回路は薄く光り出す。式神達それぞれにダメージカット&回避状態を付与、そして怪我を大回復。それこそ衛宮士郎のなる筈であるサーヴァントの持つスキル。血は魔力として取り込まれNPを回復させる。そして挑発する様に、誘う様に赤い舌をちろりと覗かせた)