衛宮「………」(霧をジロリと睨む様に見ればマフラーを鼻まで上げあまり吸わない様にする先程投影した干将・莫耶を握れば悪魔に飛びかかる。その動きこそ人間離れしておりもう直ぐ死ぬ者、サーヴァントとなる者と分かる。だが不思議な事に目は虚ろで片目には涙の様に血色の印が浮かび上がっていた)