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衛宮｢……？｣
(その異様な光景に首を傾げるが気にせずに頭を撫でながらケルトの子守唄を
唄う。あの槍兵はどうしているのだろうか、セイバーは今も元気だろうか
そして、自分の理想の果てに英霊となった弓兵は………目尻がじわりと濡れる
薄紫の長髪を持った可愛い後輩、綺麗な空色を持った初恋の女の子。赤い
マフラーの下のネックレスを触ればチャリ、と金具の音がした。赤い色は
まるであの初恋の女の子と弓兵の色の様で……いつの間にか、唄は止まった)

雨生｢え、俺も？…………何それ超COOLじゃん！どうやってなんの？｣
(その意外な言葉に目をぱちくりとさせ間抜けな顔をする。だが直ぐにぱああ
と明るく子供みたいな顔になり興奮した様子でがたっと立ち上がる。子供の
椅子は倒れたがそれも気にせずに燐夜の方を見てきらきらと輝いた目で
問いかける。妖怪になったら旦那に会えるかな、もっとアートが作れるかな
想像してみると止まらない！殺されても殺されても生きれる物理では殺せ
ない不死の体。是非なりたい！)