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>>75
ゆうりん様
　いえいえ。俺も良かったです、なりしたいと思っていた人に来て頂いたので！
　分かりました、教えて頂きありがとうございますね！いえいえ、適当で構いませんよ！

　此方こそ宜しくお願い致しますね！　

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　今日、刑務所に来る青年は、自分の担当になるので彼の資料に目を通す、連/続殺.人犯らしいが、写真を見る限りそんな事やるような人には見えない。(......まあ、そんなのはよくあるな)と帽子を被り直し、彼が入る檻の鍵に触れつつ資料をデスクに置く。

　そろそろ警察から引き渡しの時間になる囚人番号は11789。影虎は囚人達が居る檻と檻の間にある通路を通り、檻がない境目にある扉をカードキーで開けてその先にある扉の前まで行くと丁度警察が囚人を連れてきたのか扉が開いて

「彼が、倉田怜か？　嗚呼、此処では番号で呼ばれるからお前の囚人番号は【11789】だ。　覚えとけよ。」

　警察に確認するように彼の名を問いてから、怜に囚人番号を伝えつつ、慎重に彼の手錠と繋がっている鎖を警察から受け取りしっかりと持つ｡担当というのは後で云えば良いかと考えつつも、ちゃんと取締室では食わせてもらったのかとも思いながら怜に目を映して｡