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>>81
ゆうりん様
いえいえ。

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　取調室で受けた質問やらが大変だったのかやけに大人しいなと、受け答えに応じる怜の様子を見てますます彼が連続/殺.人犯なのだろうかと疑問が浮上するが、やりそうにない人が犯罪を犯す事件が多いのも事実な為、此処に来たなら本当だと頭の中で言い聞かせていれば、怜と目が合う。先程とは違う此方に興味があるというような眼差しについ、一度視線を逸らしてから

「ないか....なら、此処での生活を説明する。まずは、此方が定めた肉体労働かそれ以外の仕事、どちらかを先に決めてからの説明になるな。仕事は強制だ、どちらともやらない場合は担当した看守が仕事内容を決める事になっているが...何の仕事したい？」

　扉付近にある壁に張られた労働時間、労働後の昼食時間や囚人がする仕事内容等が書いてある張り紙を見ながら、やや説明を分かりやすく噛み砕きつつも、あくまで怜の意見を尊重するような柔らかな言い方で聞く。そろそろ囚人を檻の中に入れないとなと、内心では思いながら返事を待っていて。